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マツダ:SKYACTIV技術搭載車の投入開始

中国、ASEANに続き中南米事業を強化、2011年度通期業績見通しを下方修正

要 約

 マツダは、2011年度をSKYACTIV元年として、次世代技術であるSKYACTIV技術搭載車の導入を鍵に、グローバルでの販売活動を強化している。6月にはSKYACTIV技術を搭載したDemio、9月にはAxelaを日本で発売。SKYACTIV技術を全面的に導入するCX-5は、2012年に世界に投入する。2015年度には、総販売台数の80%をSKYACTIV技術搭載車とする見込み。

 新興国市場では、中国とASEAN市場で、引き続き現地生産車種の拡大等により拡販を図る。中南米市場は、今後、新興国事業戦略の第 3 の柱として強化する方針で、住友商事と合弁でメキシコに新工場を建設し、ブラジルでは販売事業を開始する。

 マツダは、2010年4月に発表した中長期施策の枠組みを、2011年 6月に更新した。円高進行や原材料価格の高騰などの環境変化に対応し、今後の施策を追加したが、2015年度の目標 (世界販売台数170万台、連結営業利益1,700億円) については変更しないとしている。

 マツダの2011年4-9月の世界販売台数は前年同期比8.3%減の60.4万台。売上高も17.1%減少し、円高の長期化等により営業損失が216億円、当期純損失が399億円。2011年度通期では、販売台数は2.9%増の131万台を見込むが、売上高は7.1%減少。円高、欧州金融不安、タイの洪水など不透明な環境下で営業損益はゼロ、当期純損益は190億円の赤字となる見通し。

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