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米国の燃費規制と自動車メーカーの対応(2)

米国3社の燃費対策:小型車の拡充とエンジンの小型化が進行

要 約

 2011年10月13日付レポート「米国の燃費規制と自動車メーカーの対応(1)」で、2012~2016 MY Light VehiclesのCO2排出量および燃費規制の概要を確認し、その影響と自動車メーカー各社が採用すると見込まれる燃費向上技術全般についてレポートした。

 詳細は、http://www.marklines.com/ja/report/rep1014_201110をご参照ください。


 本レポートは、「米国の燃費規制と自動車メーカーの対応(2)」として、米国3社(GM、Ford、Chrysler)が米国で販売する各モデルの燃費向上対策について報告する。

 規制を管轄するEPA(Environmental Protection Agency)とNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration)は、2016 MY規制を達成する技術は既に開発され一部商品化されており、これら技術の採用を拡大することで目標達成が可能としている。また自動車メーカーは、各社のモデルチェンジまたは中間でのマイナーチェンジ計画に合わせて燃費向上技術を順次採用していくが、ガソリン直噴エンジン、6速DCT、アイドリングストップなど有力な燃費向上技術の多くを、2012~2013年に採用するとしている。


 GMは、Chevroletブランド小型3車種に加え、Cadillac、Buick、GMCブランドにも小型車を設定する。また1.0L~1.5Lの直噴ターボエンジンを開発中とされる。中型・小型車では、マイルドハイブリッドシステムのeAssist採用を拡大する。大型SUVとピックアップトラックでは、8速AT、Four-mode ハイブリッドシステムを搭載する計画。

 Fordは、直噴・ターボ搭載のEcoBoostエンジンと6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を大幅採用し、走行性能を保ちながら燃費を向上させる計画。2012年から欧州で採用する3気筒1.0L EcoBoostエンジンを、米国にも導入する。また2012年から、北米販売車にStart-Stopを採用すると発表した。7~8速ATの採用も検討している。

 Chryslerは、Fiatの省燃費技術を取り入れ、従来の大型車中心のラインアップを、ここ2~3年の間に大幅改造する。

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