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2024年07月22日(月)

・ボルボ・カーは7月18日、EUによる中国製電気自動車(EV)に対する追加関税により、同社のコンパクト電気SUVの「EX30」が短期的に複雑な状況に直面するとの見通しを発表した。EUの調査が2024年後半に完了次第、関税の影響が明らかになるとしている。

・最近の新型車の発売を受けて2024年のEVのシェアは2023年に比べて大幅に上昇すると予想しているものの、経済的・政治的不確実性は今後も続くとみている。

・マクロ経済的・地政学的複雑性に直面しているにもかかわらず、同社の2024年と2025年の通年のキャッシュフローは強力な事業ファンダメンタルズに支えられ、依然として収支均衡になると予想される。

Based on Volvo Cars press release

2024年07月11日(木)

・6月28日付の複数メディアの報道によると、ボルボ・カーの2025年型となる新型電気SUV「EX90」は、6月初めにサウスカロライナ州リッジビル(Ridgeville)工場で生産が開始されたが、初期の車両には特定のソフトウェア機能がなく、バッテリーの消耗問題も未解決のまま納車される予定だという。 

・ボルボは顧客に電子メールを送り、「EX90」車両では当初Apple CarPlayといくつかの安全機能、例えば前方自動緊急ブレーキを備えた前方横断交通警報や内蔵ライダーユニットの機能などが欠如していると伝えた。また、双方向充電とPlug & Chargeも発売当初は使用できないという。 

・また初期の車両には、アダプティブ・クルーズコントロールとボルボ・カーの高速道路運転システムPilot Assistが搭載されるが、当初はカーブで自動的に速度を下げる機能は搭載されない予定である。これら不足する機能は、将来の無線アップデートで無償追加される予定で、中央のタッチスクリーンとデジタル計器クラスターに照明調整も追加される。 

・また車両は当初、コアコンピューターの電源を維持するため、駐車中にエネルギーをいくらか消費することになる。これに関してボルボは、消費量は24時間でバッテリー容量の3%未満であり、車両が72時間以上充電されずに駐車された場合は停止すると説明している。ボルボによると、駐車中にコアコンピューターを動かすためにバッテリー電力を使用するというこの要件についても、将来のアップデートで対応する予定だという。 

・「EX90」は当初2024年初頭に最初の納車が予定されていたが、ソフトウェアの問題が完全に解決されなかったため延期されていた。ボルボは現在、今年後半に最初の米国顧客向け車両を納車する計画である。同じプラットフォームを共有し、8月にリッジビル工場で3列シートの「EX90」とともに生産開始予定の2列シートの「ポールスター3 (Polestar 3)」も、同じソフトウェア関連の遅れの影響を受けている。「ポールスター3」も機能が欠如した状態で出荷されるかどうかは、まだ明らかではない。 

(multiple sources on June 28, 2024)

2024年07月05日(金)

・ボルボ・カーは7月3日、インド市場で今後数年間、毎年1車種の電気自動車(EV)を投入すると発表した。2025年にはコンパクト電気SUV「EX30」を発売し、その後ミッドサイズ電気SUV「EX90」を投入する計画。

・同社は、2030年までにグローバルで販売する全車両のEV化を達成すべく取り組みを進めている。現在はSUVに注力するが、プラグイン・ハイブリッド車(PHV)や新たなEVが加わる可能性もあるという。

・また、間もなくミッドサイズSUV「XC60」およびプレミアムSUV「XC90」にE20対応エンジンを追加する予定。また、同社はインド政府が最近発表したEVに関する新政策を支持しており、この政策をベースにラインアップおよびディーラー網の拡大を検討している。

Based on the Volvo Cars roundtable