テスラ (Tesla)のすべて

 EV・自動運転
 生産拠点一覧
検索条件が指定されていません
カーソルを合わせてクリックすると拠点概要が表示されます
 ニュース
2025年02月14日(金)

・テスラは2月11日、上海臨港に建設した2カ所目のメガファクトリーの稼働開始を祝うセレモニーを開催した。テスラが米国本土以外に初めて建設した蓄電システム生産専用メガファクトリーでもある。2024年5月に着工した。

・同工場の年間生産能力は1万台で、蓄電規模は約40GWh。2025年第1四半期から生産能力を徐々に引き上げ、2025年のテスラの蓄電製品搭載量は少なくとも前年比50%増を実現する見込み。次世代製品の研究開発にも取り組む。

・セレモニー当日、大型商用蓄電システム「メガパック(Megapack)」第1号がラインオフされた。メガパック1台で3,900kWhを超える蓄電が可能で、これは「Model 3」後輪駆動版62台分のバッテリー容量に相当する。

上海発布テスラのWeChat公式アカウントに基づく

2025年02月12日(水)

・テスラは2月4日、同社の系統用蓄電システム「メガパック(Megapack)」が、日本最大級の蓄電所となる米原湖東蓄電所(滋賀県米原市)に採択され、導入が決定したと発表した。

・同蓄電所はオリックス設立のSPCが計画し、2027年初頭の運転開始を目指している。テスラはシステム規模548MWhのメガパックを供給する予定。

・テスラは現在、2022年にオープンした米カリフォルニア州ラスロップ(Lathrop)のメガファクトリーでメガパックを生産している。最近、中国上海に2カ所目のメガファクトリーの建設を完了し、間もなく生産を開始する予定。ラスロップでは2024年11月、メガパックの生産が1万基を突破した。ラスロップと上海のメガファクトリーは年間1万基のメガパックの量産を目指している。

・テスラはエネルギー事業において2024年、メガパックと家庭用の定置型バッテリー「パワーウォール(Powerwall)」の販売が記録的に拡大した。同年、合計31.4GWhのエネルギー製品が導入され、前年比114%増加した。

・最近導入または導入が発表されたメガパックプロジェクトには、オーストラリア・メルボルンの600MW/1,600MWhの施設、ベルギーの75MW/300MWh蓄電サイト、チリの228MW/912MWh蓄電プロジェクトなどがある。

テスラのリリース、複数メディアの報道による

2025年02月12日(水)

・テスラは2月6日、電気SUV「Model X」の価格を5,000ドル引き上げた。同モデルの値上げは、2,000ドル引き上げた2024年7月以来となった。同日付の複数の米国メディアが報じた。

・この値上げにより、連邦電気自動車(EV)税額控除7,500ドル適用の車両価格の上限である8万ドルを超えることになり、消費者への価格は実質的に1万2,500ドル上昇することになる。

・「モデルX」の価格は、AWDが8万4,990ドル、Plaidが9万9,990ドルとなった。同モデルは、カリフォルニア州フリーモント(Fremont)工場で少量生産されている。

・2019年、Elon Musk CEOはこのクルマを「ニッチ製品」と呼び、テスラは「何よりも感傷的な理由」でこのクルマを生産していると述べた。「つまり、少量生産で非常に高価なのだ」とMusk氏は当時、ニッチ製品の理由を説明した。

(multiple sources on February 6, 2025)