・テスラは2月11日、上海臨港に建設した2カ所目のメガファクトリーの稼働開始を祝うセレモニーを開催した。テスラが米国本土以外に初めて建設した蓄電システム生産専用メガファクトリーでもある。2024年5月に着工した。
・同工場の年間生産能力は1万台で、蓄電規模は約40GWh。2025年第1四半期から生産能力を徐々に引き上げ、2025年のテスラの蓄電製品搭載量は少なくとも前年比50%増を実現する見込み。次世代製品の研究開発にも取り組む。
・セレモニー当日、大型商用蓄電システム「メガパック(Megapack)」第1号がラインオフされた。メガパック1台で3,900kWhを超える蓄電が可能で、これは「Model 3」後輪駆動版62台分のバッテリー容量に相当する。