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 ニュース
2024年07月26日(金)

・7月20日付の米国複数メディアによると、韓国のFutronicによる工場建設が米テキサス州ブダ(Buda)市議会から承認された。Futronicはアクチュエーター、モーターなどの制御装置のサプライヤーで、テスラのテキサスギガファクトリー(Gigafactory Texas)の近くに2,800万ドルを投じて工場を建設する。

・ブダ市議会はFutronicのテキサス州への進出を承認し、同社の米国進出第1号となるこの事業に対し60万ドルの税制優遇などの優遇措置を承認した。

・Futronicは工業団地にある6万6,000平方フィート(約6,100平方メートル)の建物を約1,100万ドルで購入し、最大1,700万ドルを追加投資して、350人の従業員で操業を開始する。

・テスラのサプライヤーのほとんどは非公開で秘密保持契約(NDA)を結んでいるが、Futronicは地元の経済開発機関Greater San Marcos Partnershipによりテスラのサプライヤーの1社であることが確認された。

(multiple sources on July 20, 2024)

2024年07月25日(木)

・テスラのElon Musk CEOは7月22日、同社の人工知能(AI)をベースにした人型ロボット「オプティマス(Optimus)」が2025年から社内で使われるようになり、数年後には購入できるようになる可能性があるとソーシャルメディアの「X」に投稿した。

・Musk氏は、「テスラは、2025年には社内用に純粋に有用な人型ロボットを少量生産し、うまく行けば2026年には他社向けに大量生産する」と投稿した。

・テスラは何年も前から人型ロボットの開発に取り組んでおり、「危険で反復的、または退屈な仕事をこなすことができる、汎用的な二足歩行の自律型人型ロボット」を作るのが目標だとしている。

・Musk氏は2022年に、金属製でぼんやりと人間の形をした、ごく基本的な動きしかしない「オプティマス」の試作品を初公開したが、2023年にはより洗練されたデザインと改良された機能、ロボットの高速作業を可能にするセンサーを備えた次世代「オプティマス」を発表した。

・2023年12月に発表された動画では、卵を割ることなく拾い上げ、保持し、置くことができるロボットの器用さが披露された。

(Musk posting and other sources on July 22, 2024)

2024年07月24日(水)

・テスラは7月23日、2024年第2四半期決算を発表した。

・第2四半期の自動車部門の売上高は前年同期比7%減の198.8億ドル、総売上高は2%増の255億ドルだった。純利益は45%減の14.8億ドル、調整後EBITDAは21%減の36.7億ドルだった。営業利益は33%減の16.1億ドル、営業利益率は前年同期の9.6%から6.3%に低下した。

・第2四半期の総生産台数は前年同期比14%減の41万831台、うち「Model 3/Y」は16%減の38万6,576台、その他のモデルは24%増の2万4,255台だった。

・第2四半期の総販売台数は前年同期比5%減の44万3,956台、うち「Model 3/Y」は5%減の42万2,405台、その他のモデルは12%増の2万1,551台だった。

- より手頃な価格のモデルを含む新型車の計画は、2025年前半の生産開始に向けて順調に進んでいるという。これらモデルは、次世代プラットフォームの要素と現行プラットフォームの要素を利用し、現行モデルと同じ生産ラインで生産することを可能にしている。「ロボタクシー(Robotaxi)」の生産では、モジュラー形式のより柔軟なフレームワークを採用し、レゴブロックを組み立てるように生産するUnboxed生産戦略を追求する。

- テスラは、現在予想される300万台近い最大生産能力をフルに活用し、新たな生産ラインに投資する前に、2023年の生産台数を50%以上増加させることを目指している。

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