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 ニュース
2023年05月30日(火)

・上汽集団は5月27日、固体電池技術の開発を推進し、新エネルギー車(NEV)の競争力を高めるために、2社の投資会社を介して新興バッテリーメーカーの清陶(昆山)能源発展股份有限公司(QingTao (Kunshan) Energy Development Co., Ltd.、以下、清陶能源)に最大27億元の追加出資の計画を発表した。
・上汽集団は2020年と2022年にそれぞれ基金を通じて清陶能源に累計2.8億元超を出資し、清陶能源の株式の4.2%を間接的に保有している。両社は固体電池共同実験室を設立し、固体電池材料、セル、システムの共同開発を進め、固体電池製品の量産を推進する。
・清陶能源は2016年に設立。固体リチウムイオン電池、セラミックセパレータ、リチウムイオン電池生産設備の研究開発や生産に注力し、固体電池のコア材料、コアプロセス、カスタマイズ機器などで独自の技術を備えている。
上汽集団のプレスリリースに基づく

2023年05月29日(月)

・ベトナムのTMT Motorsは5月24日、北部フンイエン省の工場で五菱の小型電気自動車(EV)「宏光(Hongguang) MINI EV」第1号車のラインオフを祝う式典を開催したと発表した。ベトナムにおける上汽GM五菱の製造、組立、独占的配給会社として重要な節目を迎えた。
・「宏光 MINI EV」は2020-2022年に3年連続で小型EVの世界販売最多モデルとなった。ベトナムでは2023年第2四半期に予約受付を開始する。
・TMTの工場はフンイエン省ヴァンラム(Van Lam)県に位置し、第1段階として年間3万台の生産能力を備える。第2段階では年間6万台に能力を拡大し、新たなセグメントに複数のEVを導入する計画。
・TMT Motorsと上汽GM五菱は2023年初めに戦略的提携契約を締結していた。

※画像をクリックすると拡大します
(From TMT Motors press release and Wuling EV Vietnam press release on May 24, 2023)

2023年05月29日(月)

・上汽GM五菱は5月25日、初の3ドア4人乗りの小型電気SUV「宝駿悦也(Baojun Yep)」を発売した。宝駿ブランドの新しいロゴを装着したこのモデルは2グレードが設定されており、価格は7.98万元と8.98万元。また宝駿ブランドはこの日、新型5人乗りEV「宝駿雲朶(yunduo)」を8月に発売すると発表した。
・「宝駿悦也」はデザインコンセプト「Square Box」を採用し、外観はかわいらしさとタフさを兼ね備えた独特なスタイルとした。内装には新しいコックピットデザイン言語「Joy Box」を採用する。
・最高出力50kW、最大トルク140Nmの永久磁石同期モーターを搭載し、28.1kWhのリン酸鉄リチウム電池を組み合わせる。航続距離は303km、最高速度は100km/h。駆動方式は後輪駆動。急速充電と普通充電に対応し、急速充電ならば35分間でバッテリー残量30%から80%までの充電が可能である。
・横滑り防止システム(ESC)、ヒルホールドコントロール(HHC)、バックモニター/前後レーダー、車載システムKiOSを標準装備する。上級グレードは五菱と大疆車載(DJI Automotive)が開発した「Lingスマート運転システム」を搭載し、走行と駐車をアシストする高度スマート運転機能を備える。
・車体サイズは、全長3,381mm X 全幅1,685mm X 全高1,721mm、ホイールベース2,110mm。

上汽GM五菱のWeChat公式アカウントプレスリリースモデル情報に基づく