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 ニュース
2024年04月18日(木)

・マセラティは4月15日、最新の電気自動車(EV)「グランカブリオ フォルゴーレ(GranCabrio Folgore)」を公開し、同ブランドのEV化における重要な一歩を踏み出したと発表した。 

・このEVコンバーチブルは、イタリア・モデナ(Modena)工場で製造される。「グランカブリオ フォルゴーレ」は、エレガントさとスポーティさを兼ね備え、一流の快適性と特徴的なクラフトマンシップを提供する。ラグジュアリーセグメント初のEVコンバーチブルであるだけでなく、市場で最速のモデルでもある。 

・先に発表された「グラントゥーリスモ(GranTurismo)フォルゴーレ」と「グレコール(Grecale)フォルゴーレ」(初の100%電気SUV)にこの新モデルが加わることで、マセラティの現在のEVラインナップが完成したことになる。EVを意味する「フォルゴーレ」は、マセラティの将来の方向性を示すモデルであり、2025年までに全モデルにEVバージョンを設定し、2028年までには全車種をEVのみにする計画である。 

Based on Maserati press release

2024年04月17日(水)

・ステランティスは4月15日、ステランティスとNidec Leroy-Somerの合弁会社であるNidec PSA emotorsを通じて、フランス・トレムリー(Tremery)工場で電気モーターの生産を増強し、既存のM3モーターに加え、新たにM2とM4を導入すると発表した。2024年から年間100万基以上のモーターの生産能力を備えるトレムリー工場は、ステランティスのメイド・イン・フランスの電動化チェーンを強化し、プジョー「E-3008」や「E-5008」などの車両をサポートする。

・3,700万ユーロの投資により、トレムリー・メッス(Metz)パワートレインセンターでは、M3、M4 、M2モーターなどを生産する。M3モーターは、シトロエン「e-C4」、「e-C4X」、「ベルランゴ(Berlingo)」、「ジャンピー(Jumpy)」、プジョー「E-2008」、「E-308」、「パートナー(Partner)」、フィアット「600e」、「ドブロ(Doblo)」、「スクード(Scudo)」、オペル/ボクソール「コルサ エレクトリック(Corsa electric)」、「アストラ(Astra) エレクトリック」、「コンボ(Combo)」、「ヴィヴァーロ(Vivaro)」、「ザフィーラ(Zafira) エレクトリック」などのモデルに使用されている。

・2023年に導入された新しいM4モーターは、プジョー「E-3008」、「E-5008」、オペル/ボクソール「グランドランド(Grandland) エレクトリック」に搭載される。M2モーターは今年、シトロエン「e-C3」、オペル/ボクソール「フロンテラ(Frontera) エレクトリック」に使用される。さらに、2024年にはM2インバーターの生産が開始される。M2インバーターは、電気自動車(EV)のトラクションチェーンにおける重要なコンポーネントであり、バッテリーに蓄えられたエネルギーと減速時のバッテリー充電の間のエネルギー変換を担う。

Based on Stellantis press release

2024年04月17日(水)

・130カ国5,000万人の労働者を代表する労働組合の国際組織であるIndustriALL Global Unionは4月12日、FIM-CISL、FIOM-CGIL、UILM-UILの各組合とともに、イタリア・トリノ(Turin)のステランティス・ミラフィオーリ(Mirafiori)工場でのストライキを呼びかけた。組合側は、年間20万台への自動車生産台数の増加、若年労働者の雇用、電気自動車(EV)と水素自動車の部品生産拡大などを要求している。また、同工場の設計・研究・技術部門の役割強化も求めている。 

・組合側はステランティスに対し、雇用の保護、後任者のいない希望退職者の募集停止、産業変革のための訓練の提供、などに向けて建設的な対話を行うよう求めるとともに、工場閉鎖の脅しを止めるよう要請している。IndustriALL Global Unionは、イタリアの自動車産業の将来に関する政府交渉をサポートするという。 

Based on social media update