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 ニュース
2024年07月26日(金)

・ステランティスは7月25日、2024年上半期(H1)の決算を発表した。売上高は前年同期比14%減の850億ユーロで、調整済み営業利益は40%減の85億ユーロとなった。業績悪化の主な要因は、販売台数の減少、在庫削減、ラインナップの移行に伴って生じた生産ギャップ、北米における市場シェアの低下(営業利益減の主要因)などであった。

・上半期の地域別出荷台数は、北米が前年同期比18.1%減の83.8万台、拡大欧州が6.2%減の138.7万台、中東・アフリカが2.9%増の21.4万台、南米が6.2%減の39.4万台、中国が64.4%減の3.2万台などだった。北米ではモデルの廃止が影響し、欧州では在庫調整が影響したという。明るいニュースとしては、中東・アフリカでの初のトップシェア獲得や、プラグインハイプリッド車(PHV)販売が米国でトップとなったことなどが挙げられる。

・ステランティスの電動デュアルクラッチトランスミッション(eDCT)技術により、EU30地域のハイブリッド車の販売台数は53%増加した。同社は、2024年に30車種、2026年までにさらに6車種のハイブリッド車を発売する計画で、EU30地域のA・Bセグメントおよび小型商用車の低排出ガス車販売をリードするとしている。

・同社はまた、製品ポートフォリオのカバーギャップはピークに達したと予想しており、2024年に20車種以上のモデルを発売することで、2024年後半から2025年にかけて、北米、拡大欧州、マセラティにおける大幅な業績改善を見込んでいる。

・中国の新興電気自動車(EV)メーカーである零跑汽車(Leapmotor)との合弁会社リープモーター・インターナショナル(Leapmotor International B.V.)は、Dセグメント電気SUV「C10」とAセグメントEV「T03」を間もなく欧州で発売する。

ステランティスのリリースをみる

2024年07月25日(木)

・欧州投資銀行(EIB)のEU域外での活動を専門に行う部門であるEIB Globalは7月23日、FCAセルビアのクラグイェヴァツ(Kragujevac)工場を新しい電気自動車(EV)プラットフォーム向けに近代化するため、7,300万ユーロを融資していると発表した。

・このプロジェクトは、欧州自動車産業のグリーントランスフォーメーションの支援、競争力向上、技術移転の促進を目的としている。また、西バルカン諸国における最大規模の欧州からの対外投資の一つであり、この投資がさらなる民間資本を誘致することが期待されている。

・セルビアで生産される新型BセグメントSUVのフィアット「グランデパンダ(Grande Panda)」は、グローバルに使用できる独自のマルチエナジープラットフォームを特徴とする。クラグイェヴァツ工場が将来のEV生産に向けて近代化されたことを記念し、幹部クラスを招いての落成式が開催された。

Based on European Investment Bank press release

2024年07月24日(水)

・7月22日付のスペインの複数メディア報道によると、ステランティスのスペイン・ビーゴ(Vigo)工場は夏季休暇のため7月24日から操業を休止するという。ただし、休日シフトでの操業は7月28日まで継続される。

・BセグメントクロスオーバーSUVのプジョー「2008」の組み立てを行うシステム1は、8月19日まで休止される。

・一方、バンを生産するシステム2は週末シフトのみで稼働するため、8月17日に操業を再開する予定。

Based on multiple sources