・米国カリフォルニア州に拠点を置き、電気自動車(EV)のバッテリー交換技術を提供するAmpleは3月19日、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)および三菱自動車(MMC)の支援を受け、物流分野の商用車フリートをサポートするバッテリー交換ステーションネットワークを東京で展開すると発表した。
・各ステーションが100台超の車両をサポートできる本プログラムは、東京都環境公社からの助成金を受け、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減するという東京都の目標を推進する。Ampleのモジュール式バッテリーは、純正EVバッテリーとドロップイン交換ができるよう設計されており、ほとんどのEVモデルに適合する。
・Ampleは2024年初頭に日本市場に参入し、MFTBCおよびENEOSホールディングスと提携により、京都でのバッテリー交換ステーションの展開に着手した。
・京都での事業展開を通じて、迅速なエネルギー供給、フリート運用への変更の最小化、ステーション内での計画的なバッテリー充電による電力網への負荷軽減など、フリート電動化におけるモジュール式バッテリー交換の強みが実証された。