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 ニュース
2025年03月24日(月)

・米国カリフォルニア州に拠点を置き、電気自動車(EV)のバッテリー交換技術を提供するAmpleは3月19日、三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)および三菱自動車(MMC)の支援を受け、物流分野の商用車フリートをサポートするバッテリー交換ステーションネットワークを東京で展開すると発表した。

・各ステーションが100台超の車両をサポートできる本プログラムは、東京都環境公社からの助成金を受け、2030年までに温室効果ガス排出量を50%削減するという東京都の目標を推進する。Ampleのモジュール式バッテリーは、純正EVバッテリーとドロップイン交換ができるよう設計されており、ほとんどのEVモデルに適合する。

・Ampleは2024年初頭に日本市場に参入し、MFTBCおよびENEOSホールディングスと提携により、京都でのバッテリー交換ステーションの展開に着手した。

・京都での事業展開を通じて、迅速なエネルギー供給、フリート運用への変更の最小化、ステーション内での計画的なバッテリー充電による電力網への負荷軽減など、フリート電動化におけるモジュール式バッテリー交換の強みが実証された。

(Ample press release on March 19, 2025)

2025年03月21日(金)

・三菱自動車は3月20日、コンパクトSUV「エクスフォース(Xforce)」のハイブリッド車(HV)モデルを新たに設定し、タイ・バンコクで世界初披露したと発表した。24日から開催されるバンコク・モーターショーへの出展に先立ち、20日に受注を開始した。

・Ignite、Ultimate、Ultimate Xの3グレードが設定され、価格は89万9,000バーツ(約400万円)からとなる。生産は三菱自のレムチャバン(Laem Chabang)工場で行われる。

・「エクスフォース」は「Best-suited buddy for an exciting life (毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに、ASEAN地域での使われ方に焦点を当て開発された5人乗りのコンパクトSUV。2023年11月にインドネシアで発売し、2024年にはベトナムやフィリピンなどのASEAN地域、中南米やアフリカ、中東などに展開を拡大した世界戦略車のひとつである。

・優雅さと堅牢性を融合させた「Silky & Solid」をコンセプトとし、スタイリッシュかつ力強いエクステリアに先進的かつ実用性の高いインテリアを組み合わせた。車体サイズは、全長4,390mm、全幅1,810mm、全高1,650mm、ホイールベース2,650mm。

・パワートレインは、「エクスパンダー(Xpander) HEV」に初搭載した1.6L DOHC 16バルブMIVECエンジンを高出力化し(最高出力107PS、最大トルク134Nm)、ジェネレーターと最高出力85kWのモーター、リチウムイオン電池を搭載。駆動方式は前輪駆動。ハイブリッド走行では2速ギアシステムを採用し、高速走行時の静性と登坂時の加速性を両立した。EV走行のための2つのモードを含む7つのドライブモードが設定されている。

(From Mitsubishi Motors press release 1 / 2 and Mitsubishi Motors Thailand homepage)

2025年03月19日(水)

・三菱自動車は3月10日、欧州市場にプラグインハイブリッドのミッドサイズSUVである改良型「アウトランダー(Outlander) PHEV」を導入したと発表した。同モデルは、改良されたツインモーターのコンセプトを採用、より大型になった駆動バッテリーを搭載し、7つのドライブモードを備える。

・車体サイズは、全長4,719mm、全幅1,862mm、全高1,746/1,750mmで、ホイールベースは2,704mmである。新開発のシャシーを採用し、「S-AWC」AWDシステムにより道路や運転状況に基づいてパワーとトルクはダイナミックに配分される。

・2.4L DOHC MIVEC 4気筒ガソリンエンジン(最高出力100kW/136hp、最大トルク203Nm)に、各アクスルに配置された2つの高性能電気モーター、ジェネレーター、バッテリーを組み合わせる。容量22.7kWhのリチウムイオンバッテリーパックにより、EVモードで85kmの走行が可能である。

・フロントモーターの最高出力は85kW、最大トルクは255Nmで、従来モデルより40%向上している。リアモーターの最高出力は100kW、最大トルクは195Nmで、43%向上している。「アウトランダーPHEV」のシステム最高出力は225kW(302hp)で、総航続距離は最長834km。355Vのリチウムイオンバッテリーは容量が49%増えており、充電が必要となるまでの間隔を長くしている。

Based on Mitsubishi Motors Europe press release