・米州の複数メディアは6月27日、GMがメキシコで5月に中国から輸入したコンパクトセダンのシボレー「オニキス(Onix)」を投入したと報じた。
・2023年型となる「オニキス」はPremier Redlineバージョンも用意し、7月末に発売する。
・GMの東岳(Dong Yue)工場で生産される「オニキス」は新型1.3Lの自然吸気I3エンジン(最大出力101 hp、最高トルク96 lb-ft)と5速MTの組み合わせ、または1.0L I3ターボエンジン(最大出力116 hp、最高トルク129 lb-ft)と6速ATの組み合わせを用意する。
(multiple sources on June 27, 2022)
GMのすべて
・6月23日付のクルーズ(Cruise)のリリースとデトロイトニュースの報道によると、クルーズのCEOであるKyle Vogt氏は、同社が正式にカリフォルニア州サンフランシスコで自動運転車による有料のライドシェアサービスを開始したと発表した。
・クルーズは今年6月初めにカリフォルニア州公益事業委員会から商用ライドシェア事業を開始するための承認を得ており、米国の主要都市で初めて料金を徴収して無人自動運転によるライドシェアサービスを運営する企業となった。
・利用者はウェイティングリストに登録すれば、特定の時間帯に市内の一部区域に運行が限定された無人自動運転サービスを受けられる。
・「まずは限られたエリアでの小規模なサービスの開始となるが、あっという間にサンランシスコ全域をカバーし、早ければ2022年内に何百台もの自動運転車によるライドシェアサービスを毎晩提供できるようになるかもしれない。運賃は従来のライドシェアサービスと同程度だが、今後技術コストとサービス運用コストの大幅な削減を目指していく」と、Vogt氏は語った。
・クルーズは2013年に設立され、2016年にGMが株式の過半数を取得した。
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(Detroit News article on June 23, 2022) (Cruise release on June 2, 2022)
・インドネシア自動車製造業者協会(GAIKINDO)がウェブサイトに掲載した6月22日付資料によると、五菱汽車の小型電気自動車(EV)「五菱(Wuling) EV」の生産が9月に開始する見込みであることが明らかになった。
・価格は3億ルピア(約270万円)以下となる模様で、GAIKINDOはこれを一般市民に手の届きやすい価格だと評価した。
・「五菱EV」は未来的なデザインの小型EVで、五菱の小型EV「Air」の姉妹車とみられ、MPVの「コンフェロ(Confero)」および「コルテズ(Cortez)」、SUV「アルマズ(Almaz)」を生産する西ジャワ州チカラン(Cikarang)工場で生産されるとみられる。
・「五菱EV」の量産バージョンはインドネシア電気自動車産業協会(Periklindo)が主催するEV展示イベントまたはGAIKINDOが主催するモーターショーでの発表が予想される。
(From Gaikindo press release on June 22, 2022)