・GMが4月23日に発表した2024年第1四半期の決算資料によると、同社の2024年第1四半期のグローバル販売は前年同期比2.5%減の134万8,000台だった。
・内訳は、北米が0.3%増の70万9,000台(うち米国が1.5%減の59万4,000台)、中国を中心にしたアジアパシフィック/中近東アフリカが3.0%減の55万4,000台(うち中国が4.5%減の44万1,000台)、ブラジルを中心にした南米が20.8%減の8万4,000台(うちブラジルが19.7%減の5万7,000台)だった。グローバル販売に占める米国比率は44.1%、中国比率は32.7%だった。中国での販売減の影響で相対的に米国比率が高まった。
・GMのグローバルシェアは前年同期の6.9%から0.5%ポイント下がって6.4%、北米のシェアは14.9% (米国は15.4%)、アジアパシフィック/中近東アフリカのシェアは5.0% (中国は1.2%ポイント下がってシェア7.9%)、南米のシェアは10.2% (ブラジルは4.0%ポイント下がってシェア11.1%)だった。
・中国でGM系の車両を販売するSAIC General Motor Sales (SGMS)の販売台数は15.5万台で中国販売に占める比率は41.4%、宝駿、五菱ブランドの車両を販売するSAIC GM Wuling Automobile (SGMW)の販売台数は28万7,000台で比率は64.9%だった。SGMSの販売比率が前年同期比で2.3%ポイント低下した。
・フリート比率はグローバルが15.5%、北米が19.6%だった。また、北米での2シフト稼働率は109.7%だった。
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