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2024年07月26日(金)

・7月23日付の複数の米国メディアの報道によると、フォードは8月1日にコンパクトピックアップトラックの改良型「マーベリック(Maverick)」を公開し、同日より注文受付を開始する。

・2025年型「マーベリック」のフロントは、バンパーとヘッドランプのデザインが変更される。

・改良型「マーベリック」のプロトタイプは最近、全輪駆動とハイブリッドのバッジを付けているのが目撃されており、現在では設定されていないこれらの設定の可能性を示唆している。また、キャビン内には、より大型の新型インフォテインメント・スクリーンが搭載されていることも目撃されている。

・「マーベリック」はメキシコのエルモシージョ(Hermosillo)工場で生産されている。

(multiple sources on July 23, 2024)

2024年07月26日(金)

・フォードは7月24日、2024年第2四半期の売上高が478億ドル(前年同期比6.2%増)、純利益が18億ドル(同5.3%減)、調整後EBITが28億ドル(同26.3%減)となったと発表した。フォードの2024年通年の調整後EBIT見通しは100億~120億ドルで変更なし。同社は、収益性は保証引当金の増加の影響を受け、生産品質問題との戦いであると指摘している。

・事業別では、商用車やサービスを扱うフォード・プロ(Ford Pro)の第2四半期のEBITは26億ドルで、売上高が9%増加したため、7%増加し、マージンは15%であった。

・現在、フルサイズピックアップトラック「Fシリーズ スーパーデューティ(F-Series Super Duty)」とフルサイズ商用バンと「トランジット(Transit)」の需要は生産能力を超えており、フォードは最近、北米で3カ所目の生産工場となるカナダのオンタリオ州オークビル(Oakville)工場で、2026年までに年間10万台の「Fシリーズ スーパーデューティ」を生産できるよう準備すると発表した。フォード・プロは、さらなる成長と良好な商品ミックスにより、通年のEBIT見通しを90億~100億ドルとした。

・ガソリン車やハイブリッド車(HV)を扱うフォード・ブルー(Ford Blue)のハイブリッド車(HV)の販売台数は34%増加し、同社のグローバル販売台数の約9%を占める。フォード・ブルーの通期EBIT見通しは、当初の計画よりも保証費用が増加したことを反映し、60億~65億ドルに減少している。

・電気自動車(EV)を扱うフォード・モデルe (Ford Model e)の EBIT は 11 億ドルの赤字となったが、同部門の約 4 億ドルのコスト削減効果があったものの赤字をカバーすることはできなかった。フォード・モデルeの通期赤字予想は50億~55億ドルで、変更はないとしている。

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2024年07月19日(金)

・フォードは7月18日、2026年からカナダ・オンタリオ州のオークビル(Oakville)工場でもフルサイズピックアップトラック「Fシリーズ スーパーデューティ(F-Series Super Duty)」を生産する計画を発表した。

・同モデルをオークビル工場で年間最大10万台生産することで、フル稼働中のケンタッキー トラック(Kentucky Truck)工場オハイオ(Ohio)工場を含む北米3工場での生産体制とする。

・3工場での生産体制は同時に、次世代モデルにマルチエネルギー技術を導入する道を開き、顧客に選択の自由を与え、電動化計画を支援する。

・フォードは、「Fシリーズ スーパーデューティ」の生産拡大のために総額約30億ドルを投じる予定であり、うち23億ドルは、オークビル工場での組立と統合プレス設備導入に充てられる。完成すれば柔軟性に秀でた工場となる。

・「Fシリーズ スーパーデューティ」の生産を強化することで、オークビル工場では約 1,800 人の雇用が確保される。これは 2027 年に登場する 3 列シートの電気自動車(EV)を生産するために必要とされていた雇用よりも 400 人多いという。オークビル工場に勤務していたUniforの組合員は、従来の計画より1年早い2026年に職場復帰する。

・この増産により、「Fシリーズ スーパーデューティ」用V8エンジンを増産するオンタリオ州ウィンザー(Windsor)エンジン工場でも約150人分の雇用が追加され、米国の以下の部品工場でも約70人分の雇用と追加残業が発生する:

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