[オートモーティブワールド2021] Cepton Technologies、世界最小の近距離対応LiDARセンサー「Nova」を展示

・米国のLiDARベース・ソリューションを提供するセプトン・テクノロジー (Cepton Technologies)は「オートモーティブワールド 2021」の「自動運転EXPO」で、世界最小の広角近距離LiDARセンサー「Nova」を出展した。「Nova」は2021年1月に発表されたCepton Technologiesが特許を持つMicro Motion Technology (MMT)ベースの新型LiDARセンサーで、2023年の量産開始を目指している。
・「Nova」は寸法が35 X 75 X 35mm (W・D・H)、重量が350g以下と組み込みが容易なサイズになっており、価格は100ドル以下とコスト面でも優位性のあるLiDARセンサーとなっている。また、最大30mの検知距離、最大0.3°の分解能、水平で最大120°、垂直で最大90°の視野角度があるため、先進運転支援システム (ADAS)や自動運転車 (AV)だけでなく、自律搬送車 (AGV)やスマート産業用途にも対応が可能である。
・Cepton Technologiesのブースでは「Nova」の他に、ADASやAVなどに対応したLiDARセンサー「Vista-X90」や「Vista-X120」、「Vista-P60」、「Vista-T45」も展示されている。検知距離が最大200mの「Vista-X120」はブースでデモも行われている。