[東京モーターショー2017] デンソー、「エコドライビング」と「自動運転」を実現する先進技術

・デンソーは東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターショー2017」のプレスブリーフィングで、デンソーの取締役社長 有馬浩二氏が登壇した。今回のテーマは「エコドライビング」と「自動運転」。
・「エコドライビング」については、エネルギーを効率的に「使う」SiCインバーター、熱を利用してエネルギーを「作る」熱マネジメントシステム、効率的に電力を「たくわえる」ための電池ECUという3つのエネルギーマネジメント技術を紹介した。
・「自動運転」については「人を中心に考える」というコンセプトのもと、360度の認知を実現するため、多様なセンサーを開発、提供してきたという。判断の観点においては、同社が開発中のDFP(データフロープロセッサー)でスマートな計算を実現し、人の反射動作のようなデータ処理を短時間で最適に行うとしている。
・同社は、これまでの3年間で1兆円を超える研究開発投資を行った。2020年までの3年間では、この「電動化」と「自動運転」の2分野に約5,000億円の投資を計画しており、技術革新を加速させるとしている。

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