[東京モーターショー2017]アイシングループ、重点開発領域の3分野を紹介

・アイシングループは東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターショー2017」のプレスブリーフィングで、アイシン精機 取締役社長の伊原保守氏が登壇した。アイシングループはアイシン精機、アイシン高丘、アイシン化工、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン・エーアイ、アドヴィックスの6社共同で出展している。
・伊原保守氏はアイシングループの重点開発領域である「ゼロエミッション」、「自動運転」、「コネクティッド」の3分野について説明。「ゼロエミッション」では、2018年度に量産化予定の「FF1モーターハイブリッドトランスミッション」と電気式4WDユニットを高出力化した「eAxle」を発表した。「eAxle」については将来的にEVユニットへの展開も可能としている。「自動運転」では低速での自動運転および駐車支援技術をさらに発展させた「自動バレー駐車」について紹介。専用駐車場でカーシェアなどの専用車を用いた自動バレー駐車サービスは2020年の実用化を目標にしている。「コネクティッド」では、アクチュエーター技術や乗員センシング技術、車外情報やクラウド環境に蓄えたデータを組み合わせて、利用者に快適な車内空間を提供する「おもてなしサービス」、カーナビ開発で培った位置情報活用技術やコネクティッドカーから集めたビッグデータを活用することで運転をサポートする「位置情報活用サービス」の2つをテーマに開発を進めている。

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