[CEATEC JAPAN 2017] Tech Mahindra、自動運転システム開発のゲートウェイを紹介
・インドMahindraグループの情報開発会社Tech Mahindraは幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2017」で、自動運転システム開発のゲートウェイを紹介している。このゲートウェイには、Tech Mahindra独自のソフトウェアアルゴリズムを搭載。画像認識用のカメラや距離計測用の各種センサーから入力されるデータをEPSやアクセル、ブレーキ等の制御系に出力する。これにより、自動運転技術に対応できる部品やセンサー等の開発、さらには自動運転技術そのものの開発が容易になる。Tech Mahindraでは既に同社グループの自動車メーカーMahindra & Mahindraの車両にゲートウェイを搭載し、実証実験を進めている。
・Tech Mahindra, Karthikeyan Natarajan氏 (Global Head, Engineering, IOT and Enterprise Mobility)は、「ごく一部の大手サプライヤーは自社でセンサー、部品からゲートウェイまでを網羅している。しかし、それ以外のセンサーや部品メーカー、自動車メーカーはゲートウェイ技術を持っていない企業も多い。日本の自動車メーカー、サプライヤーとも幅広いコラボレーションに期待したい。」と語った。Tech Mahindraのアルゴリズムには、例えばインドの路上の穴の認識など既存技術では対処できないようなものも認識し制御できる、独自のノウハウが培われているという。