ブラジル新車販売、2月は7.6%減の13.6万台、生産は39.0%増

・ブラジル全国自動車製造業者協会(ANFAVEA)が7日に発表した2月の新車登録台数(トラック・バスを含む)は、前年同月比7.6%減の13万5,665台となった。なお、2月の生産台数(CKDを除く)は39.0%増の20万385台、輸出は82.2%増の6万6,268台。
・新車販売台数のうち、国内生産車は前年同月比2.5%減の12万1,888台、輸入車は36.6%減の1万3,777台。
・車種別では、乗用車が8.8%減の11万1,567台、小型商用車(LCV)が5.8%増の2万1,058台、トラックが32.2%減の2,612台、バスが38.9%減の428台となっている。
・乗用車の販売台数をメーカー別に見ると、GMが2.7%増の2万587台、フィアット・クライスラー(FCA)が9.7%減の1万6,883台、VWが14.2%減の1万3,688台など。LCVでは、FCAが13.4%増の7,840台、VWが8.3%減の3,555台、トヨタが6.2%増の2,813台など。
・ブラジル全国自動車販売業者連盟(FENABRAVE)が発表した2月のモデル別乗用車販売台数は、1位がGM「オニキス(Onix)」で1万1,980台、2位が現代「HB20」で6,521台、3位がフォード「カー(KA)」で5,765台。LCVでは、1位がフィアット「トロ(Toro)」で3,582台、2位はフィアット「ストラーダ(Strada)」で3,289台、3位はVW「サベイロ(Saveiro)」で2,992台など。
・また、ANFAVEAが発表した乗用車とLCVの燃料別販売台数は、フレックス燃料車が前年同月比6.3%減の11万7,500台(シェア88.6%)、ディーゼル車が4.8%増の1万633台(シェア8.0%)、ガソリン車が34.6%減の4,337台(シェア3.3%)、ハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)が145.3%増の157台となっている。
・ANFAVEAは、3月の販売は2月よりも上向くが、力強いものにはならないとみている。販売が増加へ転じるのは、2017年第2四半期になると予測。生産台数は販売台数の多くなる春マーケットへ向けて在庫を積み増したことで大きく増加した。
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