ブラジル新車販売、1月は5.2%減の14.7万台、生産は17.1%増

・ブラジル全国自動車製造業者協会(ANFAVEA)が6日に発表した1月の新車登録台数(トラック・バスを含む)は、前年同月比5.2%減の14万7,219台となった。なお、1月の生産台数(CKDを 除く)は17.1%増の17万4,064台、輸出は56.0%増の3万7,189台。
・新車販売台数のうち、国内生産車は前年同月比0.7%増の13万1,075台、輸入車は35.7%減の1万6,144台。
・車種別では、乗用車が8.4%減の12万264台、小型商用車(LCV)が26.7%増の2万3,504台、トラックが33.3%減の2,947台、バスが51.2%減の504台となっている。
・乗用車の販売台数をメーカー別に見ると、ゼネラルモーターズ(GM)が3.0%減の2万4,329台、フィアット・クライスラー(FCA)が24.4%減の1万7,494台、フォルクスワーゲン(VW)が10.8%減の1万4,613台など。LCVでは、FCAが65.4%増の8,340台、トヨタが28.8%増の3,670台、VWが19.2%減の3,522台など。
・ブラジル全国自動車販売業者連盟(FENABRAVE)が発表した1月のモデル別乗用車販売台数は、1位がGM「オニキス(Onix)」で1万3,900台、2位が現代「HB20」で7,362台、3位がフォード「カー(KA)」で7,079台。LCVでは、1位がフィアット「ストラーダ(Strada)」で4,412台、2位はフィアット「トロ(Toro)」で3,258台、3位はVW「サベイロ(Saveiro)」で2,916台など。
・また、ANFAVEAが発表した乗用車とLCVの燃料別販売台数は、フレックス燃料車が前年同月比4.0%減の12万7,106台(シェア88.4%)、ディーゼル車が20.1%増の1万1,806台(シェア8.2%)、ガソリン車が37.6%減の4,678台(シェア3.3%)、ハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)が206.9%増の178台となっている。
・ANFAVEAは、減少を続けていた販売は2017年3月頃に底を打ち、販売が増加へ転じる。2017年通年の予想としては、前年比4.0%増の213万台としている。生産も2017年は11.9%増の241万台と予測している。
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