Qashqai/Rogue Sport (Nissan)

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2022年05月25日(水)

ジヤトコは、公益社団法人自動車技術会(JSAE)が主催する「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」において、主力商品であるAT/CVT、電動化商品を出展した。同社は強みとして、1)ギア技術、2)日産との協業を通じた車両適用技術、3)トランスミッションで培った量産技術を挙げており、電動化車両に対してもこれらの強みを活かして技術・製品を市場に投入していくという。なお、プレスブリーフィングでは、2030年までに電動車向けユニットで500万台を目指すと述べた。

・開発中の製品としては、モーターの中心軸をドライブシャフトが貫通する「同軸」型のeアクスル(e-Axle)のコンセプトモデルを日本初出展した。従来一般的であった3軸式のe-Axleに加えて開発されているもので、EVで要求される小型・軽量化に貢献する。2020年代半ばの量産車への搭載を目指している。

・新規開発品では、FR車用9速オートマチックトランスミッション(AT)「JR913E」を世界初出展した。このATは、日産「フェアレディZ」に搭載されているもので、小型・軽量、低騒音、高効率を特長としている。小型・軽量化については、一般的に使用されているアルミより加工しやすく軽量なマグネシウムを使用することで実現している。また、同社の既存7速ATと比較して、トランスミッション内のクラッチの個数を4から3に減らしたことも小型化に貢献している点の1つ。低騒音については、エンデュラムダンパーの採用により、静粛性を高めたという。高効率化は、潤滑オイルの量を制御する機能により、最小限の油圧を送り込むことで実現している。そのほか、インプットシャフトが長く、遊星ギアを4つ配置していることも特長。なお、この9速ATは同社のステップATとしては初めてシフトバイワイヤーに対応したものだという。

・中・大型FF車用CVT「Jatco CVT-X」もまた、新規開発品として世界初出展された。このCVTは、伝達効率90%を達成したもので日産「キャッシュカイ(Qashqai)」に搭載されている。オイルポンプをメカポンプと電動ポンプに分割し、メカポンプの小型化を通じてフリクションロスを抑えたことで、約8%の車両の低燃費化に貢献している。そのほか、トルコンロック領域を拡大してたことで高効率化やショックの低下を果たした。また、ノイズを67%抑えNVH性能も向上させている。

2022年05月06日(金)

・英国自動車工業会(SMMT)が5月4日に発表した4月の乗用車の新車登録台数は、前年同月比15.8%減の11万9,167台となった。1-4月累計では前年同期比5.4%減の53万6,727台となっている。
・4月の乗用車の販売台数をブランド別にみると、フォードが22.4%減の1万60台(マーケットシェア8.4%)、アウディが11.6%減の9,860台(同8.3%)、起亜が0.8%増の7,588台(同6.4%)、BMWが14.5%減の7,491台(同6.3%)、VWが45.1%減の7,315台(同6.1%)などとなっている。
・モデル別では1位が日産「キャシュカイ(Qashqai)」で3,804台、2位以下はフォード「プーマ(Puma)」で3,318台、「Mini」で3,088台、ボクソール「コルサ(Corsa)」で3,002台、起亜「スポーテージ(Sportage)」で2,407台だった。
・使用燃料別では、ガソリン車が23.2%減の5万4,633台(シェア45.8%)、電気自動車(EV)が40.9%増の1万2,899台(シェア10.8%)、ディーゼル車が52.0%減の6,725台(シェア5.6%)、プラグインハイブリッド(PHV)が36.6%減の6,449台(シェア5.4%)、ハイブリッド車(HV)が18.3%増の1万3,951台(シェア11.7%)となった。
・販売先別では、個人向けが4.8%増の6万4,886台(シェア54.4%)、フリートが33.3%減の5万1,505台(シェア43.2%)、ビジネスが15.4%増の2,776台(シェア2.3%)だった。
・なお、4月のバン(3.5トン未満)の登録台数は前年同月比29.1%減の2万1,597台、トラック(3.5-6トン)は20.3%減の437台、タクシーは164.3%増の111台となっている。
・SMMTのマイク・ホーズ(Mike Hawes) CEOは、「世界的な半導体不足により市場が落ち込み、また地政学的な問題が今後数カ月間の需要と供給を押し下げるリスクになっている。メーカー各社は車両の納入に向けて全力で取り組んでおり、購入を検討している顧客はインセンティブや低金利、ランニングコストの削減などの恩恵を受けるよう今注文をするべきだ。もっとも新車市場の変革と脱炭素を加速させるためには、供給上の問題解決だけでなく顧客の需要喚起や車両充電に関する不安などの障害を取り除く広範な対策が必要となる」と述べた。
(SMMT press releases from May 5, 2022) 1 / 2

2022年04月06日(水)

・英国自動車工業会(SMMT)が4月5日に発表した3月の乗用車の新車登録台数は、前年同月比14.3%減の24万3,479台となった。1-3月累計では前年同期比1.9%減の41万7,560台となっている。
・3月の乗用車の販売台数をブランド別にみると、フォードが19.8%減の1万7,834台(マーケットシェア7.3%)、起亜が58.8%増の1万7,820台(同7.3%)、トヨタが4.7%減の1万6,112台(同6.6%)、アウディが19.8%減の1万5,322台(同6.3%)、メルセデス・ベンツが29.3%減の1万5,062台(同6.2%)などとなっている。
・モデル別では1位がテスラ「Model Y」で6,464台、テスラ「Model 3」で6,457台、ボクソール「コルサ(Corsa)」で5,515台、日産「キャシュカイ(Qashqai)」で5,401台、現代「ツーソン(Tucson)」で4,876台。
・使用燃料別では、ガソリン車が25.6%減の10万2,349台(シェア42.0%)、電気自動車(EV)が78.7%増の3万9,315台(シェア16.1%)、ハイブリッド車(HV)が28.4%増の2万7,737台(シェア11.4%)、プラグインハイブリッド車(PHV)が7.5%減の1万6,037台(シェア6.6%)、ディーゼル車が55.2%減の1万3,736台(シェア5.6%)となった。
・販売先別では、個人向けが8.2%増の13万7,236台(シェア56.4%)、フリート向けが34.4%減の9万9,338台(シェア40.8%)、ビジネス向けが20.0%増の6,905台(シェア2.8%)だった。
・なお、3月のバン(3.5トン未満)の登録台数は前年同月比27.6%減の4万613台、トラック(3.5-6トン)は1.0%増の611台、タクシー193.3%増の305台となっている。
・SMMTのマイク・ホーズ(Mike Hawes) CEOは、「例年3月は最量販月だが、今回の結果は残念であり課題を明らかにしている。需要は引き続き堅調だが、グローバルでの半導体不足が深刻になっている。メーカー各社は、顧客に環境対応車を納入するよう努めている。特に今後はロシアのウクライナ侵攻が影響を与えるリスクがあるが、いま注文することで電気自動車(EV)のランニングコスト減少とインセンティブによるメリットを受けられる。家計やビジネスのコストが増加しており、政府はEVの普及継続とCO2排出量をネットゼロにする計画を実現するため、できる限りの消費者支援を行わなければならない」と述べた。
(SMMT press releases from April 5, 2022) 1 / 2