・ステランティスは9月30日、ポーランドのティヒ(Tychy)工場で新型BセグメントSUVのアルファロメオ「ジュニア(Junior)」に設定された電気自動車(EV)とマイルドハイブリッド車(MHV)の生産を開始したと発表した。この生産開始は、生産ラインの近代化と持続可能なビジネスモデルの構築に焦点を当てた大規模プロジェクトが完了したことを意味する。これには、工場が独立して生産用の熱を供給できるようにする新しい圧縮空気・冷却設備など、グリーンエネルギーへの大規模な投資も含まれる。さらに、暖房ネットワークは、石炭やガスの代わりにバイオマスを使用してグリーンな熱を生産するよう改良されている。
・新型「ジュニア」は、Ibridaバージョンで前輪駆動が用意され、来年早々には、このセグメントで初めて、後輪駆動アクスルに自動制御機能を備えたQ4四輪駆動バージョンを提供する予定。EVのElectricaバージョンは、最高出力156hpを発揮し最大410kmの航続距離を達成する。よりスポーティな Veloce バージョンは、最高出力280hpを発揮する。
・新型「ジュニア」はポーランドで2024年10月に発売され、最高出力136hpを発揮するIbrida MHVバージョンの販売価格は12万9,600ズウォティ(約480万円)からとなる。
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