・アウディは4月18日、4月25日から開催される北京モーターショーにおいて、中国市場に合わせた電気自動車(EV)ポートフォリオと戦略を公表すると発表した。中国向けロングホールベースのミッドサイズ電気SUVの新型「Q6L eトロン(Q6L e-tron)」のエクステリアは、4月24日の投資家向けイベントで初公開され、その後、北京モーターショーでDセグメントSUV「Q5 eトロン(Q5 e-tron)RS」および「SQ6」とともに一般公開される。
・「Q6L eトロン」は、ポルシェと共同開発したEVプラットフォーム「Premium Platform Electric (PPE)」を中国に導入するもので、アウディと中国第一汽車集団(FAW)の合弁メーカー、奥迪一汽新能源汽車(Audi FAW NEV)は、長春の新工場で2024年末までにPPEベースの3モデルを生産する予定。この新工場ではアウディの中国向けEVを生産し、デジタル化、効率性、持続可能性に重点を置く。
中国においては、アウディの中国法人で北京にあるAudi China(アウディ中国)、VWと第一汽車の合弁会社で長春にある一汽大衆汽車(FAW-Volkswagen Automotive)、VWと上海汽車の合弁会社で上海にある上海大衆汽車(SAIC Volkswagen Automotive)、およびアウディと第一汽車との合弁会社である奥迪一汽新能源汽車有限公司(Audi-FAW NEV Company Ltd.)の長春の新生産工場によって代表される。