・メルセデス・ベンツ・トラック&バスは12月2日、アルゼンチン・ブエノスアイレス州サラテ(Zarate)に新しい部品・コンポーネント物流センターを開設したと発表した。同社が独立企業として進化する上で重要な節目になるという。
・この物流センターの開設は、ダイムラー・トラックのアルゼンチン子会社の3周年と1億1,000万ドルの投資計画の第2フェースの完了に合わせて行われる。ダイムラー・トラックのグローバル基準に従って建設されたこの施設は、エネルギーの効率と環境の持続可能性を重視し、リチウムバッテリー駆動の機器を使用し、紙の使用量を最小限に抑えるためのデジタルプロセスを採用する。
・National Route 9沿いの戦略的立地にある1万300平方メートルの同センターは、全国45カ所のネットワークへの部品配送を最適化し、当日または48時間以内の緊急部品配送を含むアフターサービスを強化する。
・サラテの敷地内には、トラック、バスシャシー、再生部品の生産を継続する新しい産業センターも建設され、2026年までに稼働を開始する予定。さらに、メルセデス・ベンツはアルゼンチン初の電気バスシャシーを導入し、持続可能なモビリティと自動車技術革新への取り組みを強化している。
(Mercedes Benz Trucks and Buses Argentina on December 2, 2024)