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Ningbo Huaxiang Electronic Co., Ltd.[寧波華翔電子股份有限公司] 2017年12月期の動向

新会社

-同社は、2017年6月8日、中集車両(集団)有限公司[CIMC Vehicles Group Co., Ltd.] と6百万元を共同出資し、合弁会社「寧波華翔汽車新材料科技有限公司[Ningbo Huaxiang Automotive New Materials Co., Ltd.]」(仮称)を設立すると発表。持ち株比率は同社60%、中集車両40%。合弁会社は主に商用車、貨物車、トレーラー用複合材料リーフスプリングとスイングアームの設計、開発、テスト、試作品製作、測定、生産、グローバル販売を行う。同社の子会社寧波華翔汽車繊維研発有限公司[Ningbo Huaxiang Automotive FiberTec R&D Co.,Ltd.]が知的財産権及び技術面でのサポートを提供する。(2017年6月8日付け会社公告より)

株式取得

-2017年9月、同社はGSR GO Scale Capital Advisors、北京世紀金沙江資本投資管理有限公司[Beijing Century GSR Ventures Capital Management Co., Ltd.](北京GSR)と日産のバッテリー技術を使用して中国生産を拡大するための提携について覚書を交わしたと発表。GSR GO Scale Capital Advisorsと北京GSRは電池技術合弁会社を設立する。持ち株比率はGSR GO Scale Capital Advisors 40%、北京GSR 60%。寧波華翔は1億元を出資し、合弁会社を増資して30%の株式を取得する。オートモティブエナジーサプライ(AESC)の中国法人合弁会社はAESC(中国)動力電池有限公司[AESC (China) Power Battery Co., Ltd.] を設立し、合弁会社は30%の株式（登録資本金は20億元)を保有する。寧波華翔も直接AESC(中国)に資本参加することができる。寧波華翔はGSR Electricの株式1億米ドル以下相当分を引き受け、日産バッテリー事業買収に参与する。寧波華翔は日産バッテリー技術を使用して中国で生産するメーカーに対し、10%の資本参加をする優先権が与えられる。(2017年9月30日付け会社公告より)

株式売却

-2017年10月、同社子会社上海VW聨翔汽車零部件有限公司[Shanghai VW Lianxiang Automobile Products Co., Ltd.]を上海華翔拓新電子有限公司[Shangai Huaxiang Explore Electronic Co., Ltd.]に2,863.91万元で売却すると発表。上海VW聨翔は1997年創立。登録資本金は10百万元。自動車用ガラスモール、三角窓などを手掛けていた。2015年6月に上海華翔汽車零部件有限公司[Shanghai Huaxiang Automobile Products Co., Ltd.]に合併されたのち、上海VW聨翔はもともとの業務をすべて停止し、工場は遊休状態になっている。このため寧波華翔は不動産業者である上海華翔拓新への売却を決めた。(2017年10月25日付け会社公告より)

研究開発拠点

寧波市汽車プラスチック金型技術研究開発センター
寧波華翔汽車研究設計院
上海華翔汽車部件設計有限責任公司
寧波華翔汽車繊維研発有限公司(旧：寧波華翔汽車零部件研発有限公司)