Anand Automotive Limited 2018年3月期の動向

近年の動向

事業概要(2018年3月期)

Gabriel India Limited
ー2018年3月期の売上高は前年の15,205百万インドルピーから20.6%増の18,331百万インドルピー。EBITDAは17.2%の伸び。アフターマーケット、乗用車及び商用車部門の売上増と原材料コストの抑制が寄与。

 

事業概要 (2017年3月期)

Gabriel India Limited
-2017年3月期の売上高は、前年14,264百万インドルピーから6%増の15,130百万インドルピー。EBITDAベースで11.4%の伸びで、補修部品、乗用車および商用車部門での販売増と原材料コスト抑制などが主な理由。

 

事業概要 (2016年3月期)

Gabriel India Limited
-2016年3月期の売上高は、前年14,298百万インドルピーから2%減の14,264百万インドルピー。EBITDAベースで9.2%の伸びで、補修部品、乗用車および商用車部門での販売増と経費主に材料費の抑制が主な理由。

 

事業概要 (2015年3月期)

Gabriel India Limited
-2015年3月期の売上高は、前年12,745百万インドルピーから12.2%増の14,298百万インドルピー。  乗用車向けの売上が減少したものの、2輪・3輪、商用車および輸出向け販売増が売上高を押し上げた。

 

事業概要 (2014年3月期)

Gabriel India Limited
-2014年3月期の売上高は、前年11,960百万インドルピーから6.6%増の12,745百万インドルピー。
2輪および3輪市場、商用車市場の伸びが乗用車市場の落ち込みを補った。
-2014年3月期の輸出額は前年415百万インドルピーから13.7%減の358百万インドルピー。減少は、主要な輸出先における政情不安によるもの。
Victor Gaskets India Limited
-2014年3月期売上高は、欧州の景気悪化を受けて前年比4.6%減の711.0百万インドルピー。

 

事業概況 (2013年3月期)

Gabriel India Ltd.
-2013年3月期の売上高は、前年11,153百万インドルピーから7.2%増の11,960百万インドルピー。
-2013年3月期の輸出売上高は前年553百万インドルピーから25.0%減少の415百万インドルピー。
-同社推計によると、インド市場における乗用車向けショックアブソーバー、フロントフォークの市場シェアは45%。同商用車用の市場シェアは80%超。
-ショックアブソーバーおよびストラット式サスペンション24百万ユニット、フロントフォーク2.7百万ユニットの生産能力を保有。

Chang Yun India Ltd.

-シンクロナイザー9百万ユニットの年産能力を保有。

Anand I-Power Limited (旧 Perfect Circle India Ltd.)
-同社製品の約55%が輸出向け。

Valeo Friction Materials India Ltd.
-フェーシング14百万ユニットの年産能力を保有。

合弁

Anand Group および MAHLE
ー2018年2月、濾過製品や熱製品を扱う合弁企業に関して、ドイツMAHLE社との契約修正に合意したと発表。両社の契約にはそれぞれのサポートを強化する内容の条文があり、その中で、2社の合弁企業が収益を継続成長および成功させるために、最新技術及び先進製品を利用できることについて言及されている。また、2社の合弁企業は名前を変え、それぞれMAHLE ANAND Filter Systems Private Limited、MAHLE ANAND Thermal Systems Private Limitedとなる予定。

Anand I-Power Limited および Federal-Mogul Anand Sealings India Limited
-2015年3月、同社のシーリング事業およびピストンリング事業をFederal-Mogul Powertrainと合弁事業化すると発表した。同社と少数株主がシーリング会社「Federal-Mogul Anand Sealings India Limited」の株式49%を保有し、Federal-Mogul Powertrainが残りの51%を保有する。また、ピストンリング会社の「Anand I-Power Limited」に関しては、Anand Indiaが過半数を保有する計画。(2015年3月10日付プレスリリースより)

Mando Automotive India Ltd.

-2013年、同社と万都 [Mando Corporation] は、Mando India LimitedとMando Steering Systems India Limitedを統合し、新会社Mando Automotive India Limitedを設立。統合した両社の売上高を合計すると12,350百万ルピー。従業員は約1,200名で、ブレーキ、サスペンションおよびステアリングシステムを製造する。統合は2013年4月を予定している。(2013年2月20日付プレスリリースより)

Mando India Steering Systems Pvt. Ltd.
-2012年、万都 [Mando Corporation] からMando India Steering Systems Pvt. Ltd. (MIS) の株式26%を取得。MISは2006年に設立され、2011年の売上は1,080億ウォン。(2012年10月29日付プレスリリースより)

事業提携

Anchemco ANAND LLP
ーグループ企業であるAnchemco ANAND LLPと香港のBluetech Holdings Limitedは技術ライセンスについて相互に合意した。発効は2018年3月1日。この合意に伴い、Anchemcoは、AdBlue®(尿素SCR)をインドOEM、アフターマーケット向けに独占的に製造、流通、販売できる権利を獲得。

Ansysco
-2015年2月、ニューデリーで開催された展示会「Automechanika」において、ドイツの自動車オイルおよび添加剤メーカーのLiqui Molyとの事業提携を発表。この提携により、Ansyscoは供給製品の拡大を、Liqui MolyはAnsyscoの販売網によりインド市場参入を図る。(2015年2月26日付プレスリリースより)

Gabriel India Limited
-Anandグループの主力会社である同社は、TORRE (Gabriel South Africa) と技術援助契約 (TAA) を締結したと発表した。Gabriel Indiaは今後、Gabriel South Africaに製品・工程について技術援助を行う。Gabriel South Africaは、ショックアブソーバー、ストラット、ストラットカートリッジ、ガススプリング (Gabriel Gas Lift) を生産している。 (Gabriel India investor presentation for Q3, FY 2016-2017より)Anand GroupのGabriel India Ltd. は、TORRE (Gabriel South Africa) と技術援助契約 (TAA) を締結したと発表した。Gabriel Indiaは今後、Gabriel South Africaに製品・工程について技術援助を行う。Gabriel South Africaは、ショックアブソーバー、ストラット、ストラットカートリッジ、ガススプリング (Gabriel Gas Lift) を生産している。 (Gabriel India investor presentation for Q3, FY 2016-2017より)

Ansysco Anand
-同社は、制研化学工業と冷却剤およびブレーキフルイドの製造・販売に関して技術援助契約(TAA)を結んだと発表した。この提携によりAnsysco Anandは、インド国内販売台数の約60%を占める日系自動車メーカーとの取引を促進する。制研化学工業は1959年4月創業、ブレーキ部品やブレーキフルイドの製造および販売を行っており、資本金9千万円、売上高32億円。(2017年1月17日付プレスリリースより)

受注

Gabriel India Limited
ー2018年3月期において、マルチスズキ「Vitara Brezza」「Ignis」「S-Cross」、Volkswagen「Ameo」へ納入。

Mahle Filter Systems India (MFSIL)
ー2018年3月期、新たにBS-IV及びBS-IV排気ガス規制対応のカーボンキャニスター製品を投入。マルチスズキの「Ertiga MUV」に採用。

Gabriel India Limited
-2017年3月、いすゞからタイ・インドネシア向け商用車分野での受注を獲得。また、Mahindra GenZe USAからeScooter Amphereの輸出も受注した。

Ansysco Anand
-同社は、制研化学工業と冷却剤およびブレーキフルードの製造・販売に関して技術援助契約(TAA)を結んだと発表した。この提携によりAnsysco Anandは、インド国内販売台数の約60%を占める日系自動車メーカーとの取引を促進する。制研化学工業は1959年4月創業、ブレーキ部品やブレーキフルードの製造および販売を行っており、資本金9千万円、売上高32億円。(2017年1月17日付プレスリリースより)

Mando Automotive India Limited
-2014年、Mando Indiaは日産 「Datsun Go (インド市場)」向け電動パワーステアリングを開発。この電動パワーステアリングは操作性の向上と約12%の軽量化を実現しており、日産より「Best Engineering Support」を受賞。

Spicer India Limited
-2013年、Mahindra & MahindraのSUVおよび小型トラック用プラットフォーム向けにAdvanTEKギア付きSpicerアクスルを納入すると発表。2015年半ばよりインドのChakan拠点でこのアクスルを生産する予定。(2013年10月22日付プレスリリースより)

Henkel Terson India Ltd.
-2012年8月、General Motors IndiaのChevrolet 「CN-100プラットフォーム」向けに製品を供給すると発表。他にも、Ford 「B515プラットフォーム」、Tata向けの受注を獲得。

受賞

ー2018年3月期(Award 2017)
顧客賞

S.No

受賞者

授与者

1

ANAND CY Myutec Automotive Private Limited (ACYM)

Maruti Suzuki India Limited

Overall Performance Award

2

Henkel ANAND India Private Limited (HAIPL)

Maruti Suzuki India Limited

Overall Performance Award

3

Faurecia Clean Mobility (FECT India Pvt. Ltd.)

Hyundai India

LOGISTICS EXCELLENCE AWARD

4

Gabriel India

Mahindra

Sustainability Award

5

Gabriel India

SML Isuzu Ltd.

Supplier Excellence Award

6

Spicer India

Tata Motor

 ‘Best In Class’

7

Spicer India

Maruti Suzuki India Limited

Design & Development’

-2017年3月期 (Award 2016) 
顧客賞

S.No 受賞者

授与者

1 ANAND Group Mahindra 'Business Partner of the Year-Automotive Division' Award
2 Henkel Anand India Mahindra Outstanding contribution in 'Innovation' in "Automotive and Farm" sector 
3 MAHLE Behr India Mahindra Outstanding contribution in 'Sustainability' in "Automotive and Farm sector
4 Chang Yun India Maruti Suzuki India Limited "Overall Excellence Award-Platinum" at vendor ceremony
5 MAHLE Behr India

VE Commercial
Vehicles Limited

Pune plant won "Fuel Economy Enhancement" Award during Annual Supplier Conference
6 MAHLE Behr India

FIAT CHRYSLER AUTOMOBILES India

Best Supplier Award during Quality Month Celebrations
7 Mando India

Hyundai Motor India Limited

'Supply Chain Excellence Award'

-2016年3月期 (Award 2015)
顧客賞

S.No 受賞者

授与者

1 Spicer India Caterpillar Jodalli plant was honored with a Bronze Certification in the SQEP (Supplier Quality Excellence Process) category
2 Anchemco Bosch India Best Supplier Quality
3 Gabriel India Suzuki Motorcycle India Private Limited Best performance in the field of "Cost Reduction-VAVE"
4 Gabriel India Toyota Kirloskar Motor Private Limited "Best Kaizen" Award for Western region and Appreciation Award for "Meeting the Quality Targets"
5 CY Myutec Automotive India Hyundai Motor India Limited "5 star award" and "Overall performance award"
6 Federal-Mogul Anand Sealings India Mahindra "Best supplier" for 2014 by "Mahindra Spares Division"

 

業界賞

1 Gabriel India International Convention on Quality Circles (ICQC) Gabriel Parwanoo won the 'Silver Award' at the ICQC (International Convention on Quality Circles) competition 
2 Gabriel India Federation of India Chambers of Commerce & Industry (FICCI) Dewas plant won Gold Prize (Second) in the Large Size Category of FICCI Quality System Excellence Award for Manufacturing
3 Chang Yun India Automotive Components Manufacturers Association of India (ACMA) Bronze Trophy in the Excellence in Quality & Productivity (Large) category at 55th Annual Session & National Conference of Automotive Component Manufacturers
4 ANAND Group Golden Peacock Awards Won the Golden Peacock Award Innovation Management 
5 Spicer India Confederation of Indian Industry (CII) Spicer Jodalli was amongst 12 best companies in Southern Region winning the 4-Star EHS award

売上高見通し

-同社は、2020年3月期の同社売上高1,500億インドルピーを目標としている。

技術提携

会社名 相手方の名称
ANSYSCO ANAND

LIQUI-MOLY
制研化学工業
BLUETECH HOLDINGS LTD

Gabriel India Limited KYB
ヤマハモーターハイドロリックシステムズ
KYBSE
KONI BV
Henkel Teroson India Limited サンライズMSI

Ansysco Anand
-2017年1月、ANAND Automotiveのグループ会社の同社と、SEIKEN CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD., JAPAN のグループ会社は、インドでの日本OEMs向けの冷却ブレーキ液の製造および販売の技術援助契約を結ぶと発表した。このコラボレーションはインド自動車市場で約60%の自動車販売を占める日本OEMsへの同社の参入を容易にするであろう。SEIKEN CHEMICAL INDUSTRY は、1959年4月に創設され元々は明治産業株式会社のブレーキおよびブレーキ液の研究所であって9千万円の払込資本で売上高は32億円であった。(2017年1月17日付プレスリリースより)  

Gabriel India
-2017年3月、Anandグループの主力会社である同社は、TORRE (Gabriel South Africa) と製品と生産工程における技術を供与する技術援助契約(TAA) に調印した。Gabriel South Africa はショックアブソーバー、MacPherson ストラット、ストラットカ―トリッジ(加圧と非加圧デザイン)、ガススプリング(ガブリエルガスリフト)などを生産している。(2016-2017 第3四半期の投資家への発表より)

Gabriel India Limited
-2014年11月、ITT CorporationのKONIブランドと技術ライセンス契約を締結。これにより、両社はインドの商用車・バス・産業機器市場向けにサスペンション部品の供給体制を強化する。またKONIは、インド、バングラディッシュ、スリランカ、ネパール、ブータンのOEM・アフターマーケット向けにダンパー製品を生産する技術をGabrielに提供する。さらに、今回の契約には高性能ショックアブソーバーの設計・開発・製造に関する分野も含まれているという。(2014年11月18日付プレスリリースより)

研究開発費

(百万インドルピー)


2018年3月期 2017年3月期 2016年3月期
研究開発費 売上高に占める割合 (%) 研究開発費 売上高に占める割合 (%) 研究開発費 売上高に占める割合 (%)
Gabriel India Limited 195.9 1.1 232.6 1.54 189.8 1.33

研究開発体制

Gabriel India Limited
ー2018年3月期、乗用車及び商用車の需要に対応するため、開発及び製品出荷を担い最新設備を備えた技術センターを設立すると発表。
-同社はChakan、Hosur 及び Nashikに研究開発施設を保有している。

ANAND I-Power Limited
-同社は製品試験用の2台の動力計を含む独自の製品試験センターを持っており、その動力計は150HPエンジンまでの範囲をカバーしている。
-コンピューター制御の研削盤のみならず、全自動CNCプロファイル研磨盤でセルを造るカム・ターニング・ボーリング機械「Dimaco」(スイスから輸入)を保有している。

Mahle Behr India Limited
-同社はR&Dに100名を超える人員を投じている。

Gabriel India Ltd.
-R&DセンターはChakan、Hosur、Nashikの3拠点。

Valeo Friction Materials India Ltd.
-毎年、売上高の7%以上を研究開発費に投資。

CY Myutec India Ltd.
-製品は全て、韓国のCY Myutec testing facilityで評価試験がなされる。

Mando Automotive India Ltd.
-Mandoは5カ国に11のグローバルR&Dセンターを有する。

研究開発拠点

Faurecia Emissions Control Technologies India Private Limited
-2014年、排ガス制御技術に特化した研究開発拠点「TechCenter」をインドのBangaloreで稼働開始。敷地面積は2,800平方メートルで、約200名のエンジニアが排ガス制御システムの設計、検証を担う。FaureciaはインドのPune、Chennai、Bangaloreにホットエンドおよびコールドエンド部品を始めとした排ガス制御関連部品の工場を保有しており、新拠点はFaureciaによって同国で4番目の拠点となる。(2014年2月4日付プレスリリースより)

研究開発活動

Gabriel India Limited
-2018年3月期における研究開発活動は以下の通り。

  • 小型車やユーティリティービークル、トラック、バス用のショックアブソーバ―を開発
  • グローバル競争に対応すべく、製品特性やデザインのベンチマーキングを実施
  • 製品、および製造工程の簡素化に向けた改善プロジェクトに着手
  • ショックアブソーバ―と部品の現調化、およびVA/VE提案
  • 新製品開発の鍵となる、乗り心地、操作技術の開発作業をスタート
  • 製品および製造工程に関する特許58件を申請、登録
  • 道路負荷データ(RLD)の収集、分析のノウハウを蓄積、3プロジェクトを遂行
  • 「車両騒音」の記録および測定機能を開発
  • 減衰力調整可能なダンパーを開発

-Chakanにある4輪 (乗用車、商用車及びユーティリティビークル)用ライドコントロール製品の研究開発施設、および  Hosur とNashikにある2輪・3輪向け研究開発施設は、デザイン、エンジニアリング、試験等の改善及び向上に伴う更新と拡張を実施。 加えて、試験能力強化と稼働能力増強のために台上試験設備を研究開発施設に導入。

Gabriel India Limited
-2017年3月期の研究開発活動は以下の通り。

  • 小型車やユーティリティービークル、トラック、バス用のショックアブソーバ―を開発
  • SUV用ロードアダプティブダンパーを含むアフターマーケット用の幾つかの製品を立上げ
  • グローバル競争に対応すべく、製品特性やデザインのベンチマーキングを実施
  • 製品、および製造工程の簡素化に向けた改善プロジェクトに着手
  • ショックアブソーバ―と部品の現調化、およびVA/VE提案
  • 新製品開発の鍵となる、乗り心地、操作技術の開発作業をスタート
  • 製品および製造工程に関する特許43件を申請、登録
  • 道路負荷データ(RLD)の収集、分析のノウハウを蓄積、3プロジェクトを遂行
  • 「車両騒音」の記録および測定機能を開発
  • 円筒形用の高周波焼入れシステムおよび円筒形ロッド段の改良
  • ノジュラークロムの試験方法を独自に開発
  • 減衰力調整可能なダンパーを開発

ーChakanにある4輪 (乗用車、商用車及びユーティリティビークル)用ライドコントロール製品の研究開発施設、および  Hosur とNashikにある2輪・3輪向け研究開発施設は、デザイン、エンジニアリング、試験等の改善及び向上に伴う更新と拡張を実施。 加えて、試験能力強化と稼働能力増強のために台上試験設備を研究開発施設に導入。


-2015年3月期の研究開発活動は以下の通り:

  • 小型車、商用車、トラック、バス向けショックアブソーバーを開発
  • 製品および製造工程の簡素化プロジェクト数件を開始
  • ショックアブソーバーおよびその他の部品の現調化、VA/VE提案
  • 乗り心地および操作性を高める新製品の開発

-2015年3月末時点、12部品に関する特許を保有。

-2014年3月期の研究開発活動は以下の通り:

  • 小型車、商用車、トラック、バス向けショックアブソーバーを開発
  • 製品および製造工程の簡素化プロジェクト数件を開始
  • ショックアブソーバーおよびその他の部品の現調化、VA/VE提案

-2013年3月期の研究開発活動は以下の通り:

  • 現地の小型車向けショックアブソーバー
  • 製品および製造工程の簡素化プロジェクト数件を開始
  • ショックアブソーバー用の最新コーティングシステムを導入

Mahle Filter Systems India Limited
-主な研究開発活動は以下の通り。

  • 優れた音響性能と最適化された圧力損失を備えたエアーインテークシステムの開発
  • ディーゼル商用車の燃料フィルターに使われる、ナノファイバー製高性能多層フィルターの研究開発プロジェクトに投資
  • HCV向け高性能・静音性の全プラスチックエアーインテークシステムの開発
  • 金属部品を最小限にした大型エアーフィルターエレメントの設計
  • より耐用年数の長い、乗用車用不織布エアーフィルターを新規開発
  • 空気濾過用圧力センサー
  • ディーゼル水分離器
  • ターボチャージエンジン用オイルフィルターシステム
  • 環境負荷の低い、無金属製の燃料フィルター、オイルフィルター
  • ターボファンドライタイプエアーフィルター
  • スピンオンフィルターサイズを縮小する新しいひだの技術
  • 燃料およびオイル用多層濾過器の新規開発
  • 中国での燃料・破壊・飛灰等の試験装置の設計、開発
  • パキスタンでのガードフィルター用のエアーフィルターリグ(耐用年数、性能の試験)
  • フィルターの透過性とオイルフィルター試験の効果を予測するソフトウェアの開発

-同社はインドで18の特許を保有している。

Victor Gasket India Limited
-2014年3月期の研究開発活動は以下の通り:

  • エンジン用特殊コーティング、ケミカルシールコーティング技術の開発
  • 高温耐性オイルシール用新材料の開発
  • ディーゼルエンジン用3層ヘッドガスケットの開発

Haldex India Limited
-Haldex Indiaは2012年8月、トラックトレーラー用の横倒れ防止制御機能付き緊急ブレーキシステムを発表。同システムのインドへの投入はこれが初めて。

-2012年、統合型リフトアクスルシステムを開発。さらに、次世代自動ブレーキアジャスターを開発。

 

海外投資

Gabriel India Ltd.
-2013年3月、同社初の海外拠点として中国寧波市に事務所を開設。

国内投資

Mahle Filter Systems India Limited
2018年3月期、 Mahle Filter Systems (MFSIL) Gurugram工場において新たに新素材ポリウレタンの生産ラインを開始。そのラインにおいては、ドイツ仕様の3段階紙用プリーツ加工機を導入している。今回のプリーツ加工設備への投資は将来のBS VI規制に対応するうえでの貢献が期待されており、同社は先の規制対応としてカーボンキャニスター製品への領域拡大も行った。同製品はマルチスズキ「Ertiga MUV」において採用されている。

Gabriel India Limited
-2017年7月、顧客サービスのため2016-2017会計年度に2つの新しい工場を開設すると発表。それはKumbalgoduでのサテライト工場即ち最後の1マイルの組立作業の開始である。

-2017年3月、同社はいすゞからタイ・インドネシア向け商用車の輸出注文を所得したと通知した。これ以外にMahindra GenZa USAからeScooterAmphereの輸出も受注した。同社は東南アジア諸国での補修市場におけるプレゼンスを高めることに注力している。

-2013年9月、同社は次の5年間で総額120億インドルピーを新製品の開発および生産能力の拡張に投じる計画と発表。この投資は既存工場の増設に充てられる。(2013年9月6日付プレスリリースより)

Anand CY Myutec Automotive Private Limited
-2016年2月1日にGurgaonに最先端の事務所および工場を開設することにより同年2月に別の装いを加えた。

-2015年3月30日Guagaonの新しい施設の落成式を行った。

Chang Yun India Limited
-2015年3月30日、Gurgaonの新拠点の稼働を開始した。敷地面積は35,000平方メートルで既存拠点の約4倍の規模となっている。同拠点の開設により、Chang Yun India Limitedの鍛造能力が65%、機械加工能力は25%増強されており、更なる拡大も見込めるという。2017年3月期までにシンクロナイザーリングに関して市場シェア20%を目指すとしている。(2015年3月30日プレスリリースより)

Mando Automotive India Limited
-2014年3月、Mando Automotive Indiaは、インドChennaiに新しい設計拠点を開設する。この拠点はMandoのグローバルハブ拠点として機能する計画。Mando Automotive Indiaのブレーキおよび電動パワーステアリングシステムは、トルコ生産の現代 (Hyundai) 「i10」および「Grand i20」に搭載されており、輸出量が増加している。

Faurecia Emission Control Technologies India Private Limited

-2012年9月、Bidadi工場が稼働。Toyota Kirloskar Motor向けにホットエンド・コールドエンドモジュール、およびインストパネル補強チューブの生産を開始。

Spicer India Limited
-2014年7月、Spicer IndiaはManesarにおいてインドで7番目の工場の稼働を開始。同工場ではアクスルを生産し、まずはMaruti Suzukiに供給する。なお、従業員はインド国内のSpicer Indiaの別拠点から移管された。

-2013年11月15日、Spicer Indiaは、同社にとって6番目となる生産拠点をインドのLucknowに開設。プロペラシャフトを生産し、Tata MotorsのLucknow工場およびJamshedpur工場に納入する。またSpicer Indiaは現在、Satara工場でトラック・バス用ドライブシャフトを生産し、Tataの2工場向けに納入している。(2013年11月15日付プレスリリースより)

Mahle Filter Systems India Limited
-2014年5月現在、Parwanoo工場ではプラスチック部品組み込み式フィルターエレメント、潤滑油、スピンオンフィルター等を生産しており、年産量は18百万ユニット。敷地面積は9,000平方メートルでインドで最大規模のフィルター工場。