Pyung Hwa Industrial Co., Ltd. [平和産業 (株)] 2014年12月期の動向

近年のハイライト

業績 (連結)

(単位：百万ウォン)

	2014年 12月期	2013年 12月期	増減率 (%)	備考
売上高	239,245	134,699	77.6	-
営業利益	(578)	786	-	-
当期純利益	(2,237)	1,033	-	-

吸収合併

-2014年5月1日付で、(株) パブコ［Pyung Hwa Anti-Vibration System Co., Ltd.］を吸収合併すると発表した。パブコは大邱 (Daegu) 市に本拠を置く自動車用防振部品メーカーで、2008年5月に平和産業から分社化された。年間売上高は約2,000億ウォン規模。(2014年2月7日付プレスリリースより)

会社分割

-2006年5月、平和産業 (株) は持株会社に移行し、商号を平和ホールディングス (株) に変更。また、新設する平和産業に自動車部品等のゴム製品事業を承継。

会社設立

<韓国>
-平和産業の親会社である平和ホールディングスは、大邱慶北科学技術院 (Daegu Gyeongbuk Institute of Science and Technology: DGIST) および未来科学技術持株株式会社 [Mirae Holdings, Ltd.] と共同で合弁会社「株式会社平和技術研究院 [Pyunghwa Research Institute Co., Ltd.]」を設立した。新会社はMEMS (微小電気機械システム) ベースの音声認識システムを自動車向け等に開発する計画。平和技術研究院の資本金は200百万ウォンで、平和ホールディングスの出資比率は70.0%。(2014年12月4日付プレスリリースより)

<インド>
-2009年12月期、同社は完全子会社Pyung-Hwa Indiaに対する全持分を平和ホールディングス (株) に売却した。

-2006年2月、インドに「Pyung-Hwa India Private Ltd.」を設立。自動車用防振ゴム・ホース等の製造・販売を行う。資本金は630万米ドルで、同社の全額出資による。

<米国>
-2008年12月、(株) パブコの100%出資により米国に「Pyung-Hwa America Inc」を設立。自動車用防振製品の販売を行う。

研究開発体制

-2014年12月31日現在、56名のスタッフがホース等の製品開発に携わっている。

-1987年5月、技術研究所を開設。

研究開発費

(単位：百万ウォン)

	2014年12月期	2013年12月期	2012年12月期
金額	7,708	2,022	2,635
対売上高比率	3.3%	1.5%	2.1%

近年の研究開発活動

研究課題	研究期間
ハイドロエンジンマウント	2014年01月～2014年12月
プラスチック製ロールロッドケースブラケット	2013年01月～2014年08月
CTBAブッシュ	2014年01月～2014年12月
アルミニウム製ブラケット	2014年01月～2014年12月

国内投資

-2013年4月、同社親会社の平和ホールディングスとNOKの合弁会社PNDTは、慶尚北道の永川 (Yeongcheon) 市で新工場の起工式を開催した。48,000平方メートルの敷地に建物面積25,000平方メートルの工場を建設。2013年10月の完成を目指しており、年間1,100万個のダンパープーリーを生産する。売上高は年間600億ウォンを計画している。(2013年4月22日付プレスリリースより)

各種データ

売上実績 (単独)

(単位：百万ウォン)

		2014年12月期	2013年12月期	2012年12月期
防振製品	輸出	60,981	-	-
	韓国	37,208	-	-
	小計	98,189	-	-
ホース製品	輸出	44,631	45,233	41,150
	韓国	77,001	70,768	68,888
	小計	121,632	116,001	110,038
その他	輸出	-	-	-
	韓国	17,428	18,634	18,467
	小計	17,428	18,634	18,467
合計	輸出	105,612	45,233	41,150
	韓国	131,637	89,403	87,355
	合計	237,249	134,635	128,505

生産能力 / 実績 (単独)

(単位：百万ウォン)

	2014年12月期		2013年12月期		2012年12月期
	能力	実績	能力	実績	能力	実績
防振製品	154,963	84,445	-	-	-	-
ホース製品	73,746	64,196	-	67,386	-	67,809