業績

（単位：百万円）

	2011年 3月期	2010年 3月期	増減率 (%)	要因
全社
売上高	79,762	65,256	22.2	-
営業利益	2,678	(1,947)	-	-
経常利益	2,088	(2,182)	-	-
当期純利益	939	(4,642)	-	-
自動車関連事業
売上高	56,942	45,870	24.1	-国内市場におけるエコカー補助金・減税制度による需要の喚起や中国をはじめとするアジア市場での需要が堅調に推移したことなどにより増加。
営業利益	2,336	(2,165)	-

事業提携

-Kolbenschmidt Pierburgグループ傘下のPierburg Pump Technology GmbH(ドイツ)との間で業務提携契約を締結。両社はアジア地域向けに、電動冷却ポンプおよび可変オイルポンプなどを開発・生産・販売する合弁会社 を設立する。新会社への出資比率はPierburg Pump Technologyが51%、ミクニが49%。(2010年11月12日付プレスリリースより)

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

研究開発費

（単位：百万円）

	2011年3月期	2010年3月期	2009年3月期
全社	3,149	3,160	4,047
自動車関連品事業	912	881	1,208

自動車関連品事業
-電子制御燃料噴射システムおよびエンジンコンポーネントの研究開発を主体に、これらの基礎となる制御技術、アクチュエータ技術、センシング技術、材料技術などの研究開発を実施。
-燃費低減、電動化をはじめとするCO2削減に関わる技術開発に取り組んでいる。

研究開発活動

-四輪車用吸気モジュールの開発及び新型樹脂インテークマニホールドの開発
-四輪車用新型電子制御スロットルボデーの開発・量産化
-新型アクセルペダルモジュールの開発
-新型無段変速機の開発
-排気バリアブルバルブタイミング(ＶＶＴ)の開発・量産化及び新型ＶＶＴの開発
-新型排気ガス制御バルブの開発
-新型電動バキュームポンプの開発
-新型冷却水ポンプ及び冷却水制御バルブの開発
-燃料電池自動車用流量制御バルブ及び水素センサーの開発
-新型圧力センサー及び新型ポジションセンサーの開発

製品開発

ECOペダル技術を日産から取得
-日産自動車は16日、自社開発した新技術や部品を他の自動車メーカーに販売するビジネスを本格化すると発表した。部品メーカーと共同開発したコンポーネン トやシステムに関して日産が特許・ノウハウの大半を保持するケースも含めて供給する。第一弾としてエコドライブを支援する「ECOペダル」の技術ライセンスをミクニに供与した。ミクニは日産が独自開発したエンジン制御のロジックを含めて他メーカーにパッケージ販売する。既に乗用車、商用車など複数の国内 メーカーと交渉に入っている。一方、日産はさらに4品目に関して技術供与を準備しているという。日産は今回のような取り組みを新たなビジネスモデルとして 推進し、収益拡大や量産効果による新技術のコスト低減に生かしていく考え。「こうした活動を積極的に行うのは日産としてはもちろん、自動車メーカーとして も初の試みになる」(同社)。今後は日系メーカーに加え、欧米メーカーや新興国のメーカーにも提案活動を展開する。
(2010年11月17日付日刊自動車新聞より）

設備投資額

（単位：百万円）

	2011年3月期	2010年3月期	2009年3月期
全社	3,290	3,787	6,171
自動車関連品事業	2,888	3,231	5,207

-自動車関連品事業では、新工場の建設、新製品の開発、基礎研究、新機種の生産並びに合理化等のために設備投資を実施。

設備の新設（自動車事業関連）

（2011年3月31日現在）

会社名/事業所名	所在地	投資予定 総額(百万円)	着手	完了予定
小田原事業所	神奈川県 小田原市	159	2011年4月	2012年3月
盛岡事業所	岩手県 滝沢村	507	2011年4月	2012年3月
菊川事業所	静岡県 菊川市	542	2011年4月	2012年3月
Mikuni (Thailand) Co., Ltd.	タイ国 アユタヤ	792	2011年1月	2011年12月
上海三国精密機械有限公司 [Mikuni (Shanghai) Co., Ltd.]	中国 上海市	359	2011年1月	2011年12月
PT. Mikuni Indonesia	インドネシア 西ジャワ州	455	2011年1月	2011年12月
Mikuni India Private Limited	インド ラジャスタン州	419	2011年4月	2012年3月
ミクニパーティック（株）	静岡県 牧之原市	280	2011年4月	2012年3月