業績

（単位：百万円）

	2011年 3月期	2010年 3月期	増減率 (%)	要因
全社
売上高	147,117	104,712	40.5	-
営業利益	9,136	(1,359)	-	-
経常利益	8,680	(1,028)	-	-
当期純利益	6,057	(2,939)	-	-
自動車部分品部門
売上高	116,835	76,187	53.4	1）

要因
1）
-タイでピックアップトラックの各社モデルチェンジの生産準備を進めるとともに、2010年9月にTHAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.が稼動を開始した。2011年1月には日産自動車より北米で新規受注したコマーシャルバンのパネル部品の生産を開始した。

-大型商用車用部品は国内需要が前年を上回ったことや、好調な輸出に支えられ、売上高は前年度と比べ増加した。小型車用部品は国内においては好調な輸出に支えられ、タイにおいてはピックアップトラックが国内・輸出とも拡大し、米国も緩やかに回復した。

-完成車組立は、組立台数減少により、売上高が減少した。

受賞

-Volvoから2009年の「Volvo Supplier Award」を受賞。この賞は品質、安全性、環境、納入などの様々な面において高い評価を受けたサプライヤーに授与されるもの。今回は全9社が受賞した。(2010年9月30日付プレスリリースより)

2012年3月期の見通し

（単位：百万円）

	2012年3月期見通し	2011年3月期実績	増減
売上高	168,000	147,117	20,993
営業利益	12,000	9,136	2,864
経常利益	11,500	8,680	2,820
当期純利益	5,750	6,057	(307)

＊2011年8月7日に業績予想を修正
>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

研究開発費

（単位：百万円）

	2011年3月期	2010年3月期	2009年3月期
全社	185	198	299

研究開発活動

-アクスル、フレーム等の同社コア商品の中長期先を展望した研究開発活動を推進。
-開発期間・生産準備期間の短縮、品質向上、次世代製品・次世代製造ラインに導入するための要素技術開発を目指した。
-工場技術部門、製品設計部門、工法開発部門が集結したチームを立ち上げ、同社独自技術の発展と構築をはかっている。さらに、温室効果ガス削減に配慮した生産技術の検討・導入、次世代製品の設計開発を行ってきた。
-設計力・実験評価力・強度データベース構築を生かした試験法確立・性能評価能力の拡充、FEM解析技術の精度向上により、事前評価技術の拡充、技術開発のスピードUpをはかり、これらを通して客先への設計提案力を強化してきた。

<自動車関連事業>
-自動車部分品に関する対応としては、環境負荷低減をテーマに、軽量化を達成するためのハイテン材成形技術の構築、最適製品形状の立案とその具現化の検討、衝突解析技術の構築と製品への適用などを進めている。
-部品の共通化では、既存の製品構造にとらわれることなく、共通部品と他部品を組み合わせることで多岐にわたる製品仕様に対応し、コスト削減を目指すための要素技術開発に取り組んでいる。

設備投資額

（単位：百万円）

	2011年3月期	2010年3月期	2009年3月期
全社	5,275	7,420	5,632

-コア商品(フレーム、アクスル、建設機械用キャブ)の新規受注のための生産設備に重点を置き、合わせて省力化、合理化及び製品の信頼性向上のための投資を行った。

事業部門	金額(百万円)
自動車関連事業	3,993
建設機械関連事業	1,280
その他	2
合計	5,275

海外投資

-中国に自動車と建設機械用部品の現地生産化を目的に子会社を設立。新会社の「普莱斯冲圧部件（蘇州）有限公司」は江蘇省蘇州市に立地。資本 金は600万ドルで、同社の全額出資。2010年10月に設立した。2011年5月に事業を開始し、11月から生産を開始する予定。自動車、建設機械のほか農業機械 用部品と金型・治具の製造・販売に加え、自動車・建設機械用部品の開発と設計を行う。(2010年11月11日付日刊自動車新聞より）

主な設備の新設（自動車部品部門）

（2011年3月31日現在）

会社名 事業所名	設備の内容	投資予定総額 (百万円)	着手 年月	完了予定 年月
藤沢工場 （神奈川県藤沢市）	パネル生産設備	260	2007年 7月	2011年 6月
	自動車部分品生産設備	308	2011年 3月	2011年 8月
Thai Summit PK Corporation （タイラヨン県）	電着塗装設備	343,230 （千タイバーツ）	2010年 4月	2011年 6月
	アクスル生産設備	222,380 （千タイバーツ）	2008年 10月	2011年 7月
Thai Summit PKK Co., Ltd. （タイチョンブリ県）	アクスル生産設備	361,938 （千タイバーツ）	2010年 3月	2011年 9月
PK U.S.A., INC. (米国インディアナ州)	パネル生産設備	2,482 （千米ドル）	2010年 11月	2011年 7月