Bharat Gears Ltd. 2013-2015年3月期の動向

近年の動向

業績

2015年3月期
-2015年3月期の売上高は、前年比1.2%減の4,148.9百万インドルピー。主力市場であるインドのトラクター市場が急激に落ち込んだことが影響。国内売上が落ち込んだものの、輸出は大きな伸びを見せた。

2014年3月期

-2014年3月期の売上高は、前年比6.9%増の4,198.7百万インドルピー。商用車および乗用車向けの売上高が伸び悩んだが、トラクター、輸出売上高が伸長。

2013年3月期

-2013年3月期の売上高は、前年比8.8%減少の3,926.2百万インドルピー。インド市場の自動車需要が減少したことが影響した。

事業戦略

-直近の長期事業戦略として、輸出売上高の伸長を掲げている。全社売上高に占める輸出売上高の割合は、2011年3月期の13.6%から堅調に伸び、2015年3月期には3割を超えた。







研究開発活動

2014年3月期
-円筒研削盤 (マルチゲージタイプ) を導入したことで、切削のサイクルタイムを約90%削減。

2013年3月期

-部品の強度を高めるべく、シャフトおよびプラネタリーギアの新しい製造プロセスを開発中。

製品開発

2013年3月期
-アクスルに使用されるデフロック向けの2種類のストレートベベルギアを開発した。

設備投資額

(単位:百万インドルピー)
2015年3月期 2014年3月期 2013年3月期
合計 52.8 409.1 265.1

国内投資

2014年3月期
-2014年3月期、マハラシュトラ州に位置するLonand (Satara) 新工場の建設が完了。2014年3月31日から量産を開始しており、当初はトランスミッションギアを生産する。

2013年3月期

-2012年5月、同社にとって3カ所目の拠点をマハラシュトラ州Lonandで建設開始。同工場は2013年5月に操業を開始し、まずは検査工程と各種機械の試運転から始め、その後試作に移行する。量産は2014年3月期中に開始し、当面はトランスミッション用ギアを生産予定。

-CNCギア歯切盤およびGleason社製カッター研磨機を導入し、ギアの生産能力を増強。