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Ningbo Huaxiang Electronic Co., Ltd.[寧波華翔電子股份有限公司] 2023年12月期の動向

子会社を分割・上場

-同社は、子会社である長春華翔汽車金属部件有限公司(長春華翔)を分社化して中国内の証券取引所に上場させると発表した。長春華翔は1991年12月に設立された企業で、主な製品は自動車車体用の熱成形品や大型溶接組立品、電池シェルなど。(2023年6月13日付寧波華翔のプレスリリースより)

受注

新プロジェクト

-中国の複数メディアは、遼寧省瀋陽市鉄西区で華翔新エネルギー車(NEV)部品産業園プロジェクトの起工式が行われたと報じた。同社が建設するもので、研究開発、生産、販売の機能を統合した現代的なNEV部品産業パークとなる。総投資額は約15億元。園区の総建築面積は約12万平方メートル、完成すると主に華晨BMWのNEVにシャシー、内外装部品、電池ケースなどを供給し、自動車部品業界に関連する上下流事業を展開する。2024年5月竣工予定で、稼働後は年間18億元の売上高の増加が見込まれる。(2023年5月29日付複数メディアの報道に基づく)

吸収合併

-同社は、International Automotive Components Group (IACグループ)の中国子会社6社の株式を買収する計画を発表した。株式取得額は約6億元を予定している。IAC Groupは自動車部品およびシステムのグローバルサプライヤー。今回、事業戦略に基づき中国子会社である1)馳地（上海）汽車零部件技術有限公司、2)上海埃馳汽車零部件有限公司、3)埃馳（上海）管理有限公司、4)埃馳汽車零部件（常熟）有限公司、5)埃馳汽車零部件（天津）有限公司の全株式および、6)武漢翔星汽車零部件有限公司の株式75%（埃馳中国）を売却する計画である。埃馳中国は主にCPM（インストパネルモジュール）、インストパネル、センタートンネル、ドアパネル、ピラーなどの生産を行う。主な供給先にはドイツのプレミアムメーカーや中国国内の大手NEVメーカー、その他欧州、北米の大手自動車メーカーなどが含まれる。（2024年6月26日付寧波華翔のプレスリリースより）

-同社は、寧波詩蘭姆汽車零部件有限公司［Ningbo Schlemmer Automotive Parts Co., Ltd. ］（寧波詩蘭姆）の株式47.5%とSchlemmer Japan Co., Ltd.の株式99.5%、Schlemmer Korea Co., Ltd.の全株式、Schlemmer Automotive Singapore Pte Ltd.の株式10%を買収する計画であると発表した。寧波詩蘭姆は2001年3月に設立された寧波華翔の子会社であり、主に自動車配線保護製品や駆動用バッテリー保護製品の生産や販売を行っている。主な製品はコルゲートチューブ、クリップ、バッテリーモジュールプラスチック部材、冷却水管など。（2024年6月26日付寧波華翔のプレスリリースより）

-2023年末時点で、研究開発部門に所属する人員は全体の8.23%にあたる1,706名。