Camel Group Co., Ltd.[駱駝集団股份有限公司] 2024年12月期の動向
業績 |
(単位:百万元) |
| 2024年12月期 | 2023年12月期 | 増減率 (%) | 要因 | |
| 売上高 | 15,592.20 | 14,078.85 | 10.75 | -低電圧バッテリーの販売数量の増加。 |
| 営業利益 | 700.73 | 710.73 | (1.41) | |
| 税引前利益 | 695.31 | 686.23 | 1.32 | |
| 純利益 | 633.06 | 572.59 | 10.56 |
自動車関連事業状況
1.自動車用低電圧鉛蓄電池事業
-2024年、同社の自動車用低電圧鉛蓄電池の生産および販売は、年間累計生産量が前年比10.69%増の3,830.08万KVAHとなった。このうち鉛蓄電池タイプの新エネルギー車(NEV)向け補機バッテリー販売数量は前年比約40%増となった。
-2024年、内燃エンジン(ICE)車分野では合計47車種向けに量産供給を実現した。主な納入先には、吉利汽車、小鵬汽車(XPeng)、東風柳汽乗用車、江鈴汽車、華菱汽車、上汽大衆、東風日産、東風本田、広汽ホンダ、長安Fordなどが含まれる。また、新たに54件のプロジェクトを受注しており、その中にはBMW Brilliance、Audi(MLBプラットフォーム)向け案件などが含まれる。
-NEV分野では、新たに18件のプロジェクトを受注した。主な納入先には、上汽Audi、小米汽車、奇瑞汽車、賽力斯、吉利汽車、長城汽車、長安新能源、零跑汽車などが含まれる。また、受注済み案件の製品開発および量産立ち上げを継続的に推進し、賽力斯、奇瑞汽車、零跑汽車、智己汽車、広汽埃安など向け車種において、13件の量産導入案件を完了し、量産供給を開始した。
2.自動車用低電圧リチウム電池事業
-2024年、同社の低電圧リチウム電池関連製品の売上高は前年比376.02%増となった。
-2024年、同社は受注済み23件のプロジェクトで量産供給を開始した。このうち、長城汽車、紅旗、奇瑞汽車、吉利汽車など向けでは、多くのリチウム電池案件において独占供給を実現している。
年間では合計29件の新規案件を受注した。そのうち、12Vリチウム電池案件は22件であり、北汽新能源、吉利汽車、嵐図汽車、日産、北京現代、奇瑞汽車、長城汽車、江淮汽車などのOEMに加え、蔚来汽車、小鵬汽車、賽力斯など新興EVメーカー向け複数車種案件が含まれる。
また、24Vリチウム電池案件は7件であり、東風商用車、中国重汽、吉利遠程、江淮重卡、陝汽質子など向け案件を受注した。
-同社は低炭素産業パークプロジェクトの建設を継続的に推進しており、第1期プロジェクトの第1生産ラインはすでに調整作業を完了している。
-欧州PACK工場プロジェクトについては、立地選定を完了しており、2025年1月に着工した。2026年下半期の稼働開始を予定している。
3.電池リサイクル事業
-2024年、同社の使用済み鉛蓄電池の破砕処理量は約55万トン、粗鉛生産量は約36万トンとなった。
- また、BYD、国軒高科など13社の電池メーカー、および賽力斯、宇通客車など10社のOEMと長期的かつ安定した協業関係を構築しており、年間4,000トン超の使用済みリチウムイオンバッテリーを調達した。
- 同時に、同社はリチウムイオンバッテリーリサイクルプロジェクトにおける生産ライン調整および工程立ち上げを完了した。生産品は、BASF、杉杉股份、中偉股份などのリチウムイオンバッテリー正極材メーカーから製品認証および供給認定を取得しており、年間約2,000トンの再生材料販売を実現した。
欧州地域本部をドイツに設立
-同社は、ドイツのデュッセルドルフに欧州地域本部Camel Energy GmbHを設立したと発表した。現在、駱駝集団の製品は80以上の国や地域で展開されており、中国国外市場では販売量が80%増加した。同社は2023年から北米、マレーシア、インドネシア、ドイツなどでグローバル展開を進めており、工場の建設や生産拡大などを行っている。今後、欧州本部は現地での事業拡大、物流、サービスの優位性を生かしながら、欧州の顧客向けにバッテリーソリューションを提供していく。(2024年6月18日付駱駝集団のWeChat公式アカウントより)
受注
-同社は、福田汽車のタイ合弁会社である福田正大汽車有限公司(Thailand CP Foton Sales、CP Foton)からバッテリーを受注したと発表した。CP Fotonの商用車バッテリーは駱駝集団のバッテリーに置き換わる。なお、2025年8月には本格的に量産を開始する予定。今回の供給プロジェクトでは、駱駝集団は国外工場の生産能力を活用し、CP Fotonへ現地供給を行う。これにより、物流コストの削減や、サプライチェーンの安定性を保証する。今回の提携では、駱駝はCP Fotonのモデルごとの要件に応じてバッテリーを開発し、車両と性能との高い適合性を確保する。(2025年6月12日付駱駝股份のWeChat公式アカウントより)
展示会
-駱駝集団は、同社の欧州子会社であるCamel Energy GmbHがドイツのマインツで開催された先進自動車バッテリー会議(AABC)に参加し、最新の研究成果を披露したと発表した。今回の会議では全固体電池、ナトリウムイオン電池、電池のリサイクル、高エネルギー密度設計、電池のスマート化、xEVセルなどの注目の議題が取り上げられた。
同社は、電池材料の最適化やセル設計に関する最新の成果を披露し、正極、負極、電解液に対するセル材料、プロセス、電気化学反応に基づいた多次元的な最適化ソリューションを詳しく紹介した。(2025年7月16日付駱駝集団のWeChat公式アカウントより)
-同社は、ドイツ・シュトゥットガルトで開催されたThe Battery Show 2024に鉛蓄電池や新エネルギー電池など製品を出展したと発表した。12V低圧リチウム電池は主に新エネルギー乗用車に、24V低圧リチウム電池は商用車分野に、48Vハイブリッドリチウム電池はハイブリッドカーに適用される。今回出展した製品の80%以上の製品はすでに量産されている。量産されている低圧リチウム電池製品の他、初出展のナトリウムイオン電池や大円筒シリーズのセル、および低圧領域の新製品である48Vデュアル電源システムを含む最新の研究開発の成果も紹介した。(2024年7月1日付駱駝集団のWechat公式アカウントより)
研究開発費用 |
(単位:百万元) |
| 2024年12月期 | 2023年12月期 | 2022年12月期 | |
| 研究開発費用 | 495.64 | 530.22 | 528.47 |
| 売上高に占める割合(%) | 3.18 | 3.77 | 3.94 |
-2024年末現在、同社は研究開発員1,283名を保有、総従業員の16.91%を占めている。
開発拠点
| 名称 | 業務内容 | 所在地 | 設立年 | 議決権の所有割合(%) |
| 駱駝集団蓄電池研究院有限公司 | 新エネルギー向けリチウムイオンバッテリーの技術開発、生産など | 湖北省 襄陽市 |
2004年 | 100.00 |
| 駱駝集団武漢光谷研発中心有限公司 | リチウムバッテリー、燃料電池及び新型バッテリー、材料、蓄電池の開発、試作など | 湖北省 武漢市 |
2016年 | 100.00 |
| Camel Energy Inc. | 高度バッテリー、材料、電力システム | アメリカ ミシガン |
2016年 | 100.00 |
特許
-2024年、特許の申請を341件行い、186件を取得。2024年末時点において累計で1,283件の特許を保有している。
認証
-同社はISO9001、IATF16949など、23件の品質マネジメント認証を取得。
-2024年、同社はBMW Brilliance向けAGMバッテリープロジェクトにおける各段階のPZS監査を完了し、2025年1月より量産供給を開始した。また、VW向けAGMバッテリーおよびEFBバッテリープロジェクトを完了し、VWのBMG認証を取得するとともに、量産供給を開始した。



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