自動車販売台数 フィリピン 2025年

2025年4月 販売台数速報

2025年5月20日

＊掲載している速報値とデータベースの詳細情報とでは、情報ソースの違い、速報値と確定値の違いなどから、差異が生じることがございます。

フィリピン販売、4月は10.0%減の3.4万台(CAMPI･TMA)
・5月20日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2025年4月のフィリピンの自動車販売は前年同月比10.0％減(前月比16.7％減)の3万3,580台で、2022年2月以来の前年同月比マイナスとなったと報じた。
・車型別では乗用車が35.5%減の6,498台、商用車が0.7％減の2万7,082台となった。4月に販売された電動化車両は1,509台で、内訳はハイブリッド車(HV)が1,200台、電気自動車(EV)が286台、プラグインハイブリッド車(PHV)が23台だった。
・CAMPIは4月の自動車販売減速の原因として、季節的傾向、経済状況、消費者の嗜好の変化を挙げた。Rizal Commercial Banking Corp.のチーフエコノミストは、世界市場のボラティリティや最近の米国の相互関税の発表など、消費者や企業の景況感を低下させる要因もあると指摘した。これらの動向は世界貿易、ひいてはフィリピン経済に影響を与える可能性がある。
・5月12日の中間選挙前に自動車購入を含む政府支出の一部が禁止されたことも、4月の自動車販売に影響を与えた可能性があるという。
・2025年1-4月の自動車販売台数は、乗用車販売台数が19.5％減の3万830台となったものの、商用車販売台数が10.3％増の11万9,824台となったため、前年同期比2.5％増の15万654台となった。1-4月の電動車両の累計販売台数は6,820台だった。
・メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア47.7％)が首位を維持し、三菱自(同19.8％)、日産(同5.4％)が続いた。

2025年3月 販売台数速報

2025年4月15日

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フィリピン販売、3月は7.6%増の4.0万台(CAMPI･TMA)
・4月15日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2025年3月のフィリピンの自動車販売は前年同月比7.6％増(前月比2.9％増)の4万306台となったと報じた。車型別では商用車が16.5％増の3万1,857台、乗用車は16.6%減の8,449台だった。
・2025年第1四半期の累計自動車販売台数は前年同期比6.8％増の11万7,074台となった。うち商用車は13.9％増の9万2,742台、乗用車は13.7％減の2万4,332台だった。
・3月に販売された電動車は約5,311台で、うちハイブリッド車(HV)が4,544台、電気自動車(EV)が692台、プラグインハイブリッド車(PHV)が75台だった。
・メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア47.4％)が首位を維持し、三菱自(同20.0％)、日産(同5.7％)、スズキ(同4.7％)、フォード(同4.5％)が続いた。

2025年2月 販売台数速報

2025年3月21日

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フィリピン販売、2月は2.9%増の3.9万台(CAMPI･TMA)
・3月20日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2025年2月のフィリピンの自動車販売が前年同月比2.9％増(前月比4.2％増)の3万9,164台となったと報じた。車型別では商用車が前年同月比9.1％増の3万1,010台、乗用車は前年同月比15.8%減の8,154台となった。
・2025年1-2月の累計自動車販売台数は前年同期比6.4％増の7万6,768台となった。うち商用車は6万885台、乗用車は1万5,883台だった。
・2月に販売された電動化車両は約1,816台で、うちハイブリッド車(HV)が1,589台、電気自動車(EV)が189台、プラグインハイブリッド車(PHV)が38台だった。1-2月の累計販売台数は3,416台となった。
・CAMPIによると、フィリピンの自動車販売の動向はサプライチェーンの安定性、電気自動車(EV)や自動運転車に対する需要の高まり、世界的な経済状況など、いくつかの要因の影響を受けるという。
・また、人工知能(AI)、センサー、インフォテインメントシステムにおける技術的進歩が自動車業界に改革をもたらし、2025年の全体的な販売動向にプラスに働くだろうと述べた。
・CAMPIは、「持続可能性と環境への関心へのシフトと並んで、コネクテッドかつパーソナライズされたドライビング体験に対する消費者の嗜好が顕著になっている」としている。

2025年1月 販売台数速報

2025年2月21日

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フィリピン販売、1月は10.4%増の3.8万台(CAMPI･TMA)
・2月21日付のフィリピン現地メディアPhilstarは、フィリピン自動車工業会(CAMPI)およびトラック製造者協会(TMA)が発表したデータに基づき、2025年1月のフィリピンの自動車販売は前年同月比10.4％増(前月比10.6％減)の3万7,604台となったと報じた。車型別では商用車が16.6％増の2万9,875台、乗用車は8.5%減の7,729台だった。
・CAMPIとTMAの共同発表によると、1月に販売された電動化車両は約1,600台で、内訳はハイブリッド車(HV)が1,445台、電気自動車(EV)が146台、プラグインハイブリッド車(PHV)が9台であった。
・メーカー別累計販売ではトヨタ(シェア48％)が首位を維持し、三菱自(同19.6％)、日産(同6.3％)、スズキ(同4.7％)、フォード(同4.2％)が続いた。
・CAMPIは、新たに展開されたモデルや今後導入する新型車により、2025年の年間販売目標50万台は達成可能だと確信している。

フィリピンの新車販売台数

出所: Chamber of Automotive Manufacturers of the Philippines, Inc. (CAMPI)、Truck Manufacturers Association (TMA)