車載インフォテインメントの技術動向
トヨタのディスプレイ表示システム、デンソーの表示制御技術
要約
本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-AI Ninja」の特許情報をもとに、昨今の⾃動⾞業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の⾃動⾞開発に関する情報収集と解析を⾏い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国特許の出願や技術翻訳を実施している。
自動運転車の普及に伴い、IVI(車載インフォテインメント)の開発が進展している。IVIは、ドライバーや同乗者の安全性、利便性、快適性を向上させることが期待されており、本調査ではIVIのエンターテインメント分野における技術動向について調査した。
IVI(車載インフォテインメント)とは、「インフォメーション(情報)」と「エンターテインメント(娯楽)」を組み合わせた言葉で、車内で提供されるデジタルサービスを指すものである。本レポートではパナソニック、デンソー、トヨタ自動車、三菱電機、アルパイン、本田技研工業、ソニー、クラリオン、デンソーテン、パイオニアの10社について調査した。
2020年以降の特許出願件数は、2021年と2022年に多く出願しているが、2023年以降は減少傾向にある。2020年以前も含めた全期間において企業別で見てみると、パナソニック、デンソーが最も多く特許を出願しており、次いでトヨタ自動車、アルパイン、三菱電機の順で出願が多い。上位10社の推移を見ると、トヨタ自動車と本田技研工業が全期間を通じて多くの出願を行っており、特にトヨタ自動車は常に高水準を維持し、2021年には最も多く出願している。全体としては2021年から2022年がピークとなっており、その後は縮小傾向が見られる。また、パナソニック、クラリオンからの出願は見られなかった。技術分野では、「通信・コネクテッド技術」、「エンターテインメント・VR技術」、「ナビゲーション・経路案内技術」に集中している。総じて、2021年から2022年にかけて業界全体が活発に特許出願を行い、その後は減少しつつも、特定分野への技術開発は継続していることが分かる。

技術情報配信サービス-AI Ninja URL:https://thinktank.toyota-td.jp/pub/list
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