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シャオミの自動車技術開発動向

2022年から特許出願が急増、車両安全システム、位置情報技術など

2024/07/19

要約

 本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の⾃動⾞業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の⾃動⾞開発に関する情報収集と解析を⾏い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国特許の出願や技術翻訳を実施している。

 シャオミの特許出願は2021年まではゼロ件で、2022年には358件と急増している。

 技術分野別でみると、車両安全システム、位置情報技術、バッテリー技術、電子制御技術、エネルギー管理システム、センサー技術など多岐にわたる分野で特許が出願されている。特に、車両安全システム、位置情報技術に関する特許出願が多い。

 2022年と比べて2023年には電子制御技術の特許出願件数が増えていることから、電子制御技術に力を入れ始めていることがわかる。

 小米集団(Xiaomi Corporation、シャオミ)は2010年に雷軍(中国の実業家)によって設立された総合家電メーカーであり、主にスマートフォンや家電の事業展開をしている。シャオミは2021年に電気自動車事業を手がける子会社として小米汽車(Xiaomi Auto)を設立し、電気自動車業界に参入した。

 シャオミの自動車技術開発動向を「小米汽車(Xiaomi Auto)」の特許出願情報から示す。

 このレポートでは「小米汽車(Xiaomi Auto)」を「シャオミ」と表記している。そのため、小米技術(Xiaomi Technology)及び小米移動(Xiaomi Mobile)は本調査の対象外である。


トヨタテクニカルディベロップメント株式会社

技術情報配信サービス-swimy URL:https://thinktank.toyota-td.jp/pub/list
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