第1回クルマの軽量化技術展(EV展と同時開催)取材報告(2)
発泡樹脂の活用と新しい樹脂成形技術の提案
2011/02/14
- 要 約
- 発泡樹脂を中心とした、軽量化の提案
- ドイツRoechling社の軽量化、省燃費技術の紹介(スターライト工業の出展)
- 精度向上や軽量化に向けた、新しい樹脂成形技術の提案
- 設計の自由度が向上し、軽量化を促進する、Laser Sintering技術の紹介
要 約
以下は、2011年1月19~21日に開催された第1回クルマの軽量化技術展(第2回EV・HEV駆動システム展と同時開催)での、樹脂、特に発泡樹脂の活用と新しい樹脂成形技術の紹介を中心とした出展内容の概要である。
発泡樹脂は軽量性に加え、断熱性、緩衝性(耐衝撃性)、遮音性などの特性があり、採用が拡大している。
新しい樹脂成形技術として、ウエルドラインや"そり"の問題を解決する次世代金型温調技術(山下電気)や、ボイド(気泡)を解決するIMP工法(PLAMO)など、成形の精度を高め、また金属からの代替も含め樹脂製品の採用拡大を目指す工法が出展された。
なお、アルミニウムなど軽量素材の活用を中心とした出展内容概要については、取材報告(1) を参照方。
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