上海モーターショー2021:Geely、長城汽車、BYD

Geelyは新ブランドZeekrを披露、長城は新ブランドTankを発表、BYDは電動プラットフォームをアップグレード

2021/04/30

要約

長城汽車 ORAブランドの展示ブース

 本レポートでは、2021年の上海モーターショーで中国民営メーカー大手のGeely、長城汽車、BYDのNEVを中心に一部ガソリン車モデルの展示概況を取り上げる。
  Geelyグループは、傘下のGeely Auto、Lynk & Co、Polestar、Geometryなどの多くブランドを披露。今回のショーではプレミアムEVブランド「Zeekr」初のモデルZeekr 00が注目を集めた。Lynk & Coブランドは、Lynk & Co 02 Hatchback、Lynk & Co 05 PHEVなどを出展。Geometryブランド新型モデルGeometry A Proを発表。Volvo Carは、改良型Volvo XC60、Polestar 2の新モデルなどを披露した。
 長城汽車は、2020年の北京モーターショーでは、傘下ブランドの「Lemon(檸檬)プラットフォーム」と「SMART COFFEE」システムが導入されたモデルを複数展示。ハイエンドSUVブランドのWEYから、オフロード車「Tank」を新たなブランドとして独立させるとともにロゴを発表した。これにより「Tank」は長城汽車傘下のHaval、WEY、長城ピックアップトラック、ORAに続く第5番目のブランドになった。ORAのブースはピンクカラーで装飾され、今回メインとなるモデルはプリンセスの夢を表現し、電動小型スポーツカー「Lightning Cat (閃電猫)」、レトロな「Punk Cat(朋克猫)」の新型2モデルを発表した。長城ピックアップトラックブランドのPOERシリーズは「五炮三弹(5丁の銃と3つの弾丸)」の全モデルを出展し、会場を沸かせた。
 BYDは、新たに電動プラットフォーム「e平台3.0」を正式にリリース。同時に新たなデザインコンセプトの「X DREAM」と「EA1」を初披露した。また、フラッグシップSUVでHVの2021年モデル唐DM-iを発売した。

 
   

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