マークラインズ8つの事業
コンテンツ一覧
サービス一覧

ホンダ:電動化/自動運転で日米中のIT企業と提携、EV用電池を現地調達

中国事業は5年間で販売台数が2.3倍増、2018年1~8月はCR-Vのリコールで2.1%減

要約

Inspire
Accord兄弟車の「Inspire」、2018年後半に東風ホンダから発売する(北京モーターショー2018)

 本レポートは、ホンダの中国事業の概況と、自動運転/電動化について、日米中で進めているIT企業などとの多様な提携(ホンダは「オープン・イノベーション」と呼ぶ)について報告する。

 ホンダの中国での販売(工場出荷)台数は、2012年から2017年の5年間に2.3倍拡大した。2014年に開始した兄弟車導入(同じプラットフォームで、広汽ホンダと東風ホンダの両合弁会社が生産・販売する)が貢献している。しかし2018年は、春先に発生したCR-Vのリコール問題が響き、1~8月累計の販売台数は前年同期比2.1%減と苦戦している(小売台数は7.1%減)。

 ホンダは、2030年をめどに世界販売の2/3を電動車(FCVとEVで約15%、PHVとHVで50%以上)とする計画を発表している。中国市場には、2025年までに20車種以上の電動化モデルを投入する計画。

 自動運転については、2020年に高速道路における複数車線での自動運転の実用化、さらに2025年にパーソナルカーユースに向けたレベル4の技術的な確立を目指している。

 そのために、ホンダはIT企業などの多くの先端企業と協力する「オープン・イノベーション」を進めている。本レポート後半では、ホンダが日本、米国、中国で進めている多様な提携について報告する。日米では、Google系Waymo(自動運転)、ソフトバンク(AIと5G通信)、GM(リチウムイオン電池と水素燃料電池システム)などと提携。ホンダが特に注力する中国においては、さらにNeusoft(電動化のコア技術)、Reachstar(カーシェリング)、CATL(EVの駆動用電池)、百度(自動運転)、SenseTime(人工知能(AI))などと幅広く提携を進めている。

 

関連レポート:

ホンダの商品計画:電動車を積極投入、2モーター i-MMD採用車種を拡大20189月)

 

このレポートは有料会員限定です。

会員登録いただく、期間限定で続きをお読みいただけます。
さらに、以下のようなコンテンツを無料でご利用いただけます。

  • 市場・技術レポート
  • 世界の自動車生産 / 販売台数
  • モデルチェンジ予測
  • 自動車業界の最新ニュース
  • 自動車部品300品目シェア・供給情報
  • ご利用に関するお問い合わせ先

    月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
    japan 日本
    〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
    tel-icon 03-4241-3907
    カスタマーサポートデスク
    メディア関係者様向け
    USA 米国
    Southfield, Michigan, USA
    +1-248-327-6987
    MEX メキシコ
    León Guanajuato,Mexico
    +52-477-796-0560
    DEU ドイツ
    Frankfurt am Main, Germany
    +49-69–904-3870-0
    CHN 中国 (上海)
    〒200001 上海市黄浦区
    +86-21-6212-6562
    CHN 中国 (深圳)
    〒51800 広東省深圳市南山区
    +86-755-2267-1725
    THA タイ
    Klongtoey, Bangkok, Thailand
    +66-2-665-2840
    IND インド
    Gurgaon, Haryana, India
    +91-124-4048779