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マツダ: 為替影響とSKYACTIV車販売拡大により営業利益が3.4倍

メキシコ工場の本格稼働、タイAT工場の新設等でグローバル生産体制を再構築

要 約

マツダの連結業績

マツダのlight vehicle 生産予測
SKYACTIV車好調で販売拡大

マツダの2013年度の世界販売台数は、前年度比7.8%増の133.1万台。走行・環境性能の向上と生産コスト削減を追求したSKYACTIV技術搭載車の販売が拡大した。CX-5とMazda6 (日本名:Atenza) が引き続き好調で、新型Mazda3 (日本名:Axela) の導入がグローバルで順調に進み、販売台数に占めるSKYACTIV搭載車の比率は51%に上昇した。

2013年度の営業利益は前期の3.4倍

連結業績では、売上高が前年度比22.1%増の2兆6,922億円。営業利益は3.4倍の1,821億円で過去最高を記録した。マツダは2008年度から2011年度まで4期連続で最終赤字を計上。この業績低迷から脱するために、「SKYACTIV技術」や「モノ造り革新」を主要施策とする「構造改革プラン」を実施し、その成果が現れている。

2014年度も過去最高益を更新する見通し

2013年度の増益要因では、円安効果による為替影響が1,127億円にのぼったが、SKYACTIV搭載車の販売増効果も550億円となった。2014年度見通しでは、為替影響は30億円の減益要因となるが、SKYACTIV搭載車の販売増効果は600億円となり、営業利益は過去最高を更新する2,100億円となる見込み。

メキシコ、タイ、マレーシア等で生産体制増強

生産面では、中長期的な展望から、為替変動に強い生産体制を構築し、SKYACTIV車を競争力ある形でグロ-バル展開するために、海外の生産体制を増強する計画。米州や欧州向けの生産拠点となるメキシコ工場を2014年に本格稼働するほか、タイでトランスミッション工場を新設、マレーシアでも生産を拡大する。

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