ホンダのアジア戦略:中国で130万台、アジアで120万台販売を計画
開発体制を強化し、各国市場のニーズに適合する専用車を開発
2014/05/19
- 要 約
- 世界販売台数:2014年度にアジアで23.6%増の159万台販売を計画
- アジアでの生産能力は2015年以降197万台(2013年比57万台増)
- アジア3カ国の開発体制を強化し、各国市場のニーズに適合する専用車を開発
- アジア主要3カ国の計画
- 中国:2015年に130万台販売を計画
- LMC Automotive 販売予測:2017年ホンダグループ主要52カ国での販売予測
要 約
本レポートは、ホンダのアジア市場拡大戦略について報告する。
ホンダは、2016年度に世界で600万台、うち300万台を、日米欧を除く新興国で販売する計画。2014年度新興国地域での販売計画は186万台だが、ホンダは積極的な生産能力増強を進めており、今後3年間で急速な拡大を計画している。300万台の内訳としては、中国で(2015年までに)130万台、中国を除くアジア・大洋州地域で(2016年度までに)120万台を販売する計画。
新興国市場での販売拡大のために、開発の現地化を一層推進する。現地のニーズに対応する商品を開発し、現地調達率を高めてコストを下げ、低価格で提供していく方針。
なお、LMC Automotive社は、ホンダは2017年に世界主要52カ国で489万台販売し、うちアジアでは中国で98万台、インドで29万台、タイで20万台販売すると予測している。
関連レポート:
ホンダ:新興国市場での急速な拡大を計画(2013年9月掲載)
このレポートは有料会員限定です。 残り 6 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。