LMC Automotive 2018年10月自動車市場月報(欧州)

2018年10月の西欧販売は7.3%減の101.5万台、季節調整済み年率換算販売は1,260万台/年に減少

2018/11/08

西欧主要17ヵ国の販売状況と直近の市場予測

※当レポートは自動車、パワートレイン分野の市場予測サービス専門の調査会社 LMC Automotive によるライトビークル市場トレンドレポートをマークラインズが翻訳したものです。

  • 西欧の10月の乗用車販売台数は、WLTP導入の影響が続く中で前年同月比7.3%減の101.5万台となった。10月の季節調整済み年率換算販売は直近6年で最低水準となった9月(1,126万台/年)から、1,260万台/年へと若干回復した。
  • ドイツ、イタリア、スペイン
    ドイツの10月の販売は前年同月比7.4%減となった。これにより1~10月の累計販売は前年同期比1.4%増となり、1~9月の累計販売(前年同期比2.4%増)から増加率が低下した。イタリアの10月の販売も前年同月比7.4%減となった。1~10月累計販売も前年同期比3.2%減と低迷しており、イタリアの新車市場の脆弱性が鮮明になりつつある。一方、スペインの10月の販売は前年同月比6.6%減となり、季節調整済み年率換算販売は114万台/年と、直近25ヵ月で最低であった9月(110万台/年)とほぼ同レベルとなった。
  • 英国、フランス

    英国の10月の販売は前年同月比2.9%減となったが、季節調整済み年率換算販売は225万台/年となり、9月の202万台/年から若干回復した。フランスの10月販売は前年同月比1.5%減となったが、季節調整済み年率換算販売は203万台/年となり、9月(187万台/年)からは増加した。

  • 今後の展望
    WLTP導入に伴う混乱を背景にいくつかの主要市場の低迷が長引いており、LMC Automotiveでは西欧の2018年通年販売の予測を前年比0.8%増に引き下げる(前月時点の予測は前年比1.4%増)。また、いくつかの主要市場の経済成長の展望がやや弱まったこともあり、2019年通年の販売についても前月時点の予測(1,460万台)からわずかに下方修正し、1,454万台(2018年比0.9%増)と見る。