南米の燃料事情 - 欧州よりも独創的
バイオ燃料、天然ガス、再生可能エネルギーを活用する自動車の普及促進
2023/09/11
- 要約
- はじめに
- ブラジル:バイオエタノール市場のグローバルリーダー
- アルゼンチン:CNGおよびバイオディーゼル
- パラグアイ:100%再生可能電力で電動モビリティに移行中
- コロンビア:電動モビリティへの対応準備
要約
本レポートは、弊社と提携関係にあるドイツSpringer社の自動車技術専門誌「ATZ」(www.atz-magazine.com)および「MTZ」(www.mtz-magazine.com)のSpotlight記事を掲載しています。
Springer Fachmedien Wiesbaden GmbHについて
2010年に、世界有数の科学・技術出版社Springer Nature Companyの傘下企業として設立。主に、エンジニアや社会科学者を対象とした技術専門誌の発行、書籍の出版、ならびに各種技術イベントの開催等を行っている。
自動車技術専門誌ATZについて
Motorwagen-Zeitschrift (Motored Vehicles Magazine)として1898年に創刊された自動車技術専門誌。1929年からは「ATZ(=Automobiltechnische Zeitschrift:Automotive engineering magazine)」に誌名を変更。ドイツ語に加え、2001年より英語版の発行を行っている。
南米の燃料事情 - 欧州よりも独創的
南米はただの眠れる巨人ではない。ブラジルは強力な国家経済を構築し、アルゼンチンは度々危機に瀕してはいるものの、その都度明確な回復の兆しを示し、南米大陸北部には豊富な原料がある。燃料について言えば、大陸のあらゆる国が、利用可能な選択肢と資源を最大限に活用している。ブラジルとパラグアイはバイオエタノールに依存しているが、アルゼンチンはガスとバイオディーゼルに注力しており、コロンビアは石油とガスを完全に自給している。この点に関しての例外はチリである。同国のe燃料開発への取り組みに関する報告書は、オンライン(springerprofessional.de)で閲覧できる。
資料:フリーランスのジャーナリスト Frank Urbansky氏によるATZ worldwide 2023年6月号のIN THE SPOTLIGHT記事 "South America Is More Creative with Fuel than Europe" をSpringer Fachmedien Wiesbaden GmbH(同社ウェブサイト www.springerfachmedien-wiesbaden.de)の許可を得て掲載しています。
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