Xinyi Glass Holding Co., Ltd.[信義玻璃控股有限公司] 2017年12月期の動向

業績

(単位:百万香港ドル)
2017年12月期 2016年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 14,727.54 12,848.40 14.63 -中国フロートガラス市場が好転。
-北米で自動車ガラスの需要が増加。
粗利益 5,444.11 4,659.25 16.85 -生産コストを厳格にコントロール。
税引き前利益 4,696.43 3,823.45 22.83
純利益 4,014.02 3,216.16 24.81

研究開発活動

-省エネ、環境保護を主な研究開発方向として、フロートガラス、ガラス加工製品、フィルム、太陽エネルギー分野において、技術研究を行う。

-広東省技術研究開発センターが、1997年省レベル企業技術センターとして認定された。

-2009年1月、香港で世界初の省エネ環境保護ガラス研究開発センターを設立。

-2017年12月末現在、研究開発要員は約200名、取得特許は518件。

-企業、大学、研究院の三位一体産学研相互交流プラットフォームを構築し、華南理工大学、中国建築材料科学研究院、清華大学、深セン大学などの大学・研究院と協力し、材料分野(従来の無機ガラス材料、ラバープラスチックなどの高分子材料及びナノ、フィルム、複合材料を含む)における基礎研究、応用研究及び省エネ技術プロジェクトの開発を行う。

審査合格

-2016年5月、子会社信義玻璃(深セン)有限公司は、インドBIS審査官員による工場現場認証審査に合格し、インド市場への進出に基礎を築いた。(2016年6月1日付けプレスリリースより)

受賞

-2012年12月、子会社信義玻璃(東莞)有限公司は、福田汽車集団2012年度「同期開発優秀サプライヤー」称号を獲得。(2012年12月28日付けプレスリリースより)

海外投資

-2018年6月、マレーシア工業パークで800トン/日のフロートガラス生産ラインの点火式を行った。これは同社のマレーシア拠点の2本目のフロートガラス生産ライン。製品はマレーシア及び東南アジア、欧米に供給する。(2018年6月29日付けプレスリリースより)

-2017年11月、同社はカナダオンタリオ州政府と蕪湖信義玻璃工業パークで投資枠組み合意書に調印した。この投資プロジェクトは同社が先に掲げた海外生産拠点での生産能力を50%引き上げるという目標に沿ったもの。マレーシアに続き、カナダオンタリオ州を第2の海外生産拠点として、大型優質フロートガラス生産ラインを建設し、現時点でカナダ唯一のフロートガラス工場とする計画。(2017年11月26日付けプレスリリースより)

-2017年第2四半期、マレーシアのマラッカ州において、初の海外上質フロートガラス生産ラインの第1期は稼働を開始し、第2期も建設中。第2期は、1日当たりの溶融量は各1,000トンの上質フロートガラス生産ラインを2本を含んで、2018年下半期稼働を開始予定。(2017年8月17日付けプレスリリースより)

-2016年12月、子会社信義節能玻璃(マレーシア)有限公司における溶融量が1,200トン/日のフロートガラス生産ラインは稼働を開始。マレーシア工業園は同社の初の海外事業部。初ののフロートガラス生産ラインの始動は、同社の発展のマイルストンである。(2017年1月5日付けプレスリリースより)

-2015年11月、マレーシアのマラッカ州に生産拠点の建設を開始。敷地面積は約36万平方メートル。主にフロートガラス、建築用ガラス及びソーラーガラスを生産。(2015年11月付けプレスリリースより)

-2014年2月、信義玻璃営口拠点における第2本の溶融量が1,000トン/日のフロートガラス生産ラインを稼働開始。(2014年2月13日付けプレスリリースより)