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Valeo Group (China) [Valeo Group (中国事業)] 2016年12月期の動向

新工場

-2016年11月、常熟法雷奥汽車雨刮系統有限公司[ Changshu Valeo Automotive Wipers Systems Co., Ltd.] が開業。Valeoにとって、温嶺、上海に続く3番目のワイパーシステムメーカー。工場敷地面積は17,000平方メートル。現在300名の人員を雇用。国際的先進レベルの自動化生産ラインを13本備え、ワイパー主要生産拠点として機能する。将来は完成車への装着と検査を行うセンターも完備する計画。(2016年11月9日付け各種リリースより)

-2016年3月、子会社「広州法雷奥発動機冷却有限公司 [Guangzhou Valeo Engine Cooling Co., Ltd.]」 の武漢工場が武漢経済技術開発区で正式に生産を開始。同工場への総投資額は18.5百万元。バンパービーム、ホーン、レー ダー、エンジンコンデンサー、ラジエーター、ウォータータンク、ファン、ヘッドランプブラケットなどを含むフロントエンドモジュールを主に生産する。年産量はフロントエンドモジュール11万台、生産高は150百万元を見込む。現在組立ラインを3ライン、射出成形ラインを1ライン保有している。製品は東風ホ ンダの「新思域 (New Civic)」 に供給する。将来は 「CR-V」 にも供給する計画。(2016年3月28日付け各種リリースより)

事業提携

-2016年11月、上海交通大学[Shanghai Jiao Tong University]と自動車技術共同研究開発センターを設立することで合意書を結んだ。このセンターは2017年に正式に運用を開始する予定。主にValeoの4大事業部 (パワートレインシステム、コンフォート & ドライブアシスタンスシステム、サーマルシステム、ビジビリティシステム)の研究開発をサポートする。(2016年11月15日付け各種リリースより)

-2016年11月、御捷集団 [YOGOMO Group] と提携の意向書を結んだ。御捷集団傘下の鎧竜東方汽車[Kailong East Automobile] は同社が生産するEX電気自動車にValeoのモーターコントローラー、充電器などの高圧電気製品を採用するとしている。(2016年11月3日付け各種リリースより)

研究開発体制

-2017年4月末現在、中国に5,100名余りのエンジニアと89名の専門家を有する。

研究開発拠点

-2016年9月、中国R&Dセンターを武漢開発区に建設することで、同開発区と合意し契約を結んだ。既存の法雷奥照明系統湖北技術中心[Valeo Lighting Systems Hubei Technical Center]をベースとして、中国内の研究開発部門を統合した総合的なR&Dセンターを建設する。プロジェクトの総投資額は55百万元。光学、電子、シミュレーション実験室を設置し、自動車ランプ、パーキングアシスト、ドライビングアシスト、ヒューマンマシンインターフェースなどの先進技術を研究開発する。(2016年9月18日付け各種リリースより)

<R&Dセンター>

出典：「中国汽車工業年鑑 (China Automotive Industry Yearbook)」（毎年10月発行）

出典：「中国汽車工業年鑑 (China Automotive Industry Yearbook)」（毎年10月発行）