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Harbin Dongan Auto Engine Co., Ltd.[哈爾浜東安汽車動力股份有限公司] 2018年12月期の動向

 
-2019年2月のエンジン生産基数は前年同月比25.8%増の13,777基だった。3月の生産は前年同月比28.5%増の26,395基を見込む。(2019年3月12日付けリリースより)

受注

-2018年8月、東風途逸T15軽型トラック向け国6排ガス基準適合パワートレインDAM16KL+T18Rの開発計画が承認された。2019年第1四半期に量産が実現される予定。(2018年8月24日付けリリースより)

新工場

-2018年6月11日、同社はD20TGDIエンジン工場の鍬入れ式を行った。この総投資額は4.9億元で、建築面積は41,475平方メートル。完成後の年産能力はエンジン組立15万基。既存のDシリーズエンジン機械加工ラインを改造した生産ラインでシリンダーブロック機械加工は年産12万個、シリンダーヘッド機械加工では年産8万個の生産能力を有することになる。同社は本年さらに4.9億元を投じ6速ATの生産能力を拡大する計画。(2018年6月13日付けリリースより)

資格取得

-2019年1月12日、長安汽車よりQCA2.0サプライヤー資格を取得。(2019年1月18日付けリリースより)

受賞

-下記の各賞を受賞。
・福田汽車より優秀サプライヤー科学イノベーション金賞
・昌河汽車、北汽威旺、北汽集団より全国優秀賞
・長安軽型車より優秀サプライヤー賞
・保定長安客車より優秀サプライヤー賞

生産能力

-子会社「哈爾浜東安汽車発動機製造有限公司」の生産能力

2019年12月期の見通し

-2019年、エンジン販売基数23.8万基、売上高19.03億元を目指す。

開発体制

-黒竜江省級技術センターを保有。同センターは20年以上のエンジン設計・開発経験を有し、2018年末現在、251名の技術者が在籍。

特許

-2018年末現在、256件の特許を保有。そのうち発明特許は8件。Mシリーズ製品の特許保護を完成。

製品開発

-2018年、エンジンとトランスミッションの試作と試験をほぼ完了。一部の製品は量産条件をクリア。
1）エンジン
・3気筒ターボ／直噴プラットフォーム(M12T/TGDI)
・4気筒ターボ／直噴プラットフォーム(M15TGDI)
・Mシリーズハイブリッドプラットフォーム (M10E/M12TGDI)
・Mシリーズ自然吸気プラットフォーム (M15K/16K)
2) トランスミッション
・5速後輪駆動トランスミッション(T18R)
・5速前輪駆動トランスミッション(T15F)

新製品

-2018年2月、自主開発エンジンDAM12Tが新生産ラインでの組立を終え、ラインオフした。これで同社はDAM12Tエンジンの鋳造、機械加工、組立、試験の一連の工程を自社で行う能力を備え、新製品の市場への投入に着実な力を付けた。このエンジンは同社の多くのプラットフォーム製品と生産ラインを共有している。(2018年2月2日付けプレスリリースより)

-2018年1月、M16K自然吸気エンジンの点火に成功。この型式には11.5の高圧縮比、ワイドなDVVT、アトキンソンサイクル、外部EGR、6穴インジェクター、強制オイル冷却システムなどの先進技術を採用。最高出力は88kW、最大トルクは158Nmで、1世代前の製品に比べ燃費が10%改善している。(2018年1月5日付けプレスリリースより)