Gebr. Rochling KG 2013年12月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万ユーロ) |
2013年 12月期 |
2012年 12月期 |
増減率 (%) |
|
全社 | |||
売上高 | 1,282.5 | 1,192.8 | 7.5 |
自動車用プラスチック部門 | |||
売上高 | 645.2 | 599.2 | 7.7 |
受注
-2013年の主な受注は以下の通り:- 中国で生産されるFiat 「Viaggio」のプレッシャーパイプ10万台分を受注。3Dブロー成型で製造される。
- Mercedes 「S-Class」のアンダーボディ、「C-Class」のホイールアーチライナーを受注。
- BMWからSCRシステムを受注。BMWからは中国拠点向けにホイールアーチライナー、射出成型によるアンダーボディ部品、フロントウォールを受注している。
- 2013年6月にマツダから「Axela」、「Atenza」のエアーフリップ制御システムを受注。
- Jaguar Land RoverからSUV向けのデガスボトルを受注。
- 日産から可変エアーダクトシステムを受注。
- Iveco 「Stralis」に3万個のプラスチックカバーを供給。
- 2018年8月、Volkswagenの高級セダン用にアンダーボディパネルを受注。
- SkodaおよびVolkswagen向けに、SCRタンクシステムを受注。
- トヨタから次期モデル向けのインタークーラー用チューブを受注。同製品はすでにいくつかの量産モデルにも採用されている。
- Audi 「A4」、「A5」向けインタークーラー用のフレキシブルチューブに関してSociety of Plastic Engineersからイノベーションアワードを受賞
- 長安フォード (Changan Ford) からエアーフラップ、デフレクター、ウィンドシールドカウルを受注。同社中国成都市の工場で生産される。
受賞
-同社のイタリアLaivesの拠点が「GM Quality Excellence Awards」を受賞。(2014年6月25日付プレスリリースより)開発動向
研究開発体制
-自動車プラスチック部門は以下4カ所の研究開発拠点を展開。- ドイツWorms
- イタリアLaives
- 米国サウスカロライナ州Duncan
- 中国蘇州市
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万ユーロ) |
2013年12月期 | 2012年12月期 | 2011年12月期 | |
自動車プラスチック部門 | 54.6 | 61.9 | 40.0 |
高機能プラスチック部門 | 27.6 | 78.4 | 53.4 |
調整 | 0.7 | 0.5 | 6.6 |
合計 | 82.9 | 140.8 | 100.0 |
国内投資
-2013年1月、ドイツWackersdorfの拠点を工業団地から産業エリア近くに移転した。新拠点には、3万6,000平方メートルの敷地に生産や物流、事務棟が設置されている。(2014年1月25日付プレスリリースより)海外投資
<スペイン>-2013年1月、スペインのAraiaに製造拠点を新設した。延べ床面積は1万6,500平方メートル。従業員55名を雇用し、シャッターシステム、デフレクター、パーテーションウォールの製造を開始した。Volkswagen、Ford、Daimler向けにホイールアーチライナーやセンターコンソールパネルの生産も同拠点で行う。(2014年1月25日付プレスリリースより)