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Alfmeier Praezision AG 2014年12月期までの動向

要因
1) 売上高
-2014年の売上高は前年比10.4%の増加。シートコンフォート部門は、ドイツ高級車メーカー向け売上が増加したことで大きく伸長。フルイドシステムも前年度比で売上成長を見せた。先進樹脂部品部門に関しては、北米市場での販売減を受け、前年度比でわずかな増加にとどまった。

合弁事業

-2011年7月、同社とイタリアの形状記憶合金部品メーカーSAES Getters Groupは、折半出資により合弁会社を設立すると発表。新会社Actuator Solutions GmbHは、ドイツTreuchtlingenを本拠とし、形状記憶合金技術を用いたアクチュエーターの開発・生産・販売を行う。新会社は、2012年第4四半期に生産を開始する予定。なおSAESは、2011年5月に設立された完全子会社のSAES Nitinol S.r.l.を通じて出資。一方のAlfmeierは、同じく完全子会社のSMA Holdingより出資する。(2011年7月5日付プレスリリースより)

企業買収

-2008年、工業用樹脂製品メーカーのRodinger Kunststoff-Technik (RKT) を買収。RKTでは自動車向け樹脂成形部品などを供給している。RKTの主力は精密成形品および樹脂射出成形品。(2008年6月6日付プレスリリースより)

技術提携

-2000年3月、VOGT electronic AG/Erlauと自動車向け電気・空気コントロールユニットの共同開発で合意。2000年3月22日に覚書に調印。この提携により、ドイツのOEM向けにモジュラー圧力供給装置および電気・空気シートコンフォートレギュレーションシステムの開発を開始。このモジュラーシステムは、車両のさまざまなサブシステムを制御する多機能ダイアフラムポンプ等によって構成される。電子制御ユニットは車両のシステムと統合。同社の圧搾空気供給およびフュエールマネージメント技術と、VOGTの自動車用電子機器技術が組み合わさることにより、市場の要求に対応できるようになるとしている。

研究開発拠点

-ドイツ Treuchtlingenおよび米国サウスカロライナ州Greenvilleに研究開発拠点を保有。

海外投資

<中国>
-2012年3月、中国上海のQinpu Industrial Parkにおいて、新工場「Alfmeier Automotive Systems (Shanghai) Co., Ltd.」の開所式を実施。

<韓国>
-2003年7月、韓国SeoulにAlfmeier Korea Ltd.を設立。2003年8月からカスタマーサービスセンターとして販売、マーケティング、プログラムマネジメント業務を開始する。また、 同社役員会 (Supervisory Board) は韓国のサプライヤーUnick Corporationとの戦略的提携を承認。アジアの顧客向けにマーケティングと製品開発を共同で行うほか、生産拠点を相互活用する。この提携により Alfmeierは韓国および中国で生産を行うことが可能となり、UnickはAlfmeierの米国およびメキシコの拠点を使用しNAFTA地域で事業を展開する。最初のプロジェクトの合意後、提携拡大に関する協議を継続する。

<チェコ>
-2001年、地域の生産配分を最適化するため、チェコのRokycanyに組立工場を新設。

<米国>
-1995年、サウスカロライナ州Greenvilleにフューエルポンプ工場を建設。米国市場向けに対応。Jeep 「Grand Cherokee」、BMW (サウスカロライナ拠点) の「318」、「325」、「Z3」用フューエルポンプを生産。またMercedes-Benz向けを欧州に輸出。

-1995年、ミシガン州Detroitにエンジニアリング拠点を、同州Troyに商品企画・販売拠点を開設。

各種データ

従業員数

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