Hyundai WIA Corporation (旧 WIA Corporation) [現代WIA (株)] 2016年12月期の動向
業績 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2016年 12月期 |
2015年 12月期 |
増減率 (%) | 備考 | |
売上高 | 7,589,447 | 7,884,188 |
(3.7) |
-自動車部品部門の売上は6,432,774百万ウォンで、全体の85%を占める。 |
営業利益 | 262,732 | 500,933 | (47.6) | - |
当期純利益 | 130,726 | 326,873 | (60.0) | - |
国内事業
e-4WDの量産
-同社は、環境対応車向け四輪駆動システムe-4WD (electronic-4 Wheel Drive) の開発を完了し、量産準備に入ったことを明らかにした。e-4WDは電気モーターにより四輪駆動走行を行うシステム。EVのみならずPHEV、HEVにも搭載可能で、韓国メーカーとしては同社が初めて開発に成功した。30kWおよび50kWの2仕様があり、いずれも最大トルク20.9kg-mを発揮する。(2016年11月8日付プレスリリースより)
海外事業
<メキシコ>
-2016年3月、メキシコの新工場が完成。メキシコや北米に供給するエンジンや等速ジョイント等の生産を開始した。(2016年12月期事業報告書より)
生産関連
-2016年3月、1988年4月に等速ジョイントを生産開始して以来、累計生産数量が1億本を突破したと発表した。同社は2014年11月、中国の江蘇拠点において年間80万本分の生産ラインを増設し、年間220万本の生産能力を確立した。また、2015年4月にはインド拠点で年間160万本の生産体制を構築したほか、2016年上半期にはメキシコ拠点で量産開始し、年産20万本以上を見込んでいる。なお、同社の等速ジョイントは現代自 「Genesis EQ900」、GM 「Chevrolet Spark」、「Chevrolet Cobalt」 などに搭載されている。(2016年3月21日付プレスリリースより)
研究開発体制
拠点名 | 所在地 |
韓国 | |
自動車部品総合研究所 | 京畿道 義王 (Uiwang) 市 |
華城 (Hwaseong) ドライブトレイン研究センター | 京畿道 華城 (Hwaseong) 市 |
米国 | |
Hyundai WIA America Technical Center | ミシガン州 Farmington Hills |
研究開発費 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2016年12月期 | 2015年12月期 | 2014年12月期 | |
金額 | 68,483 | 67,345 | 70,979 |
対売上高比率 | 0.90% | 0.85% | 0.93% |
国内投資
-2016年2月、2,651億ウォンを投資し、忠清南道の瑞山オートバレー (Seosan Auto Valley) 内にエンジン工場を新設すると発表した。ディーゼルエンジンの中長期的な需要に対応するもので、投資期間は2016年2月から2017年6月までを予定している。(2016年2月19日付プレスリリースより)
自動車部品事業 - 設備投資額 |
(単位:億ウォン) |
投資額 (2016年12月期) |
予定投資額 (2017年) |
予定投資額 (2018年) |
合計 | 主な投資目的 | |
自動車部品 | 2,528 | 1,961 | 934 | 5,423 | 新規車種への対応および技術開発 |