SL Corporation [SL(株)] 2013年12月期までの動向
ハイライト
業績 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2013年 12月期 |
2012年 12月期 |
増減率 (%) | 備考 | |
売上高 | 1,241,660 | 1,162,486 | 6.8 | 製品別売上 (2013年12月期) ランプ類 : 622,274百万ウォン (50.1%) シャシー部品 : 457,202百万ウォン (36.8%) |
営業利益 | 35,300 | 37,144 | (5.0) | - |
当期純利益 | 73,724 | 60,118 | 22.6 | - |
受注
現代・起亜-2011年、現代自動車 「Genesis」フェイスリフトにLEDヘッドランプを納入開始。
-2009年11月、現代モービスから移動カメラの開発メーカーに選定された。このカメラは現代自動車の高級車に搭載される予定。(2009年11月20日付プレスリリースより)
-2009年10月、起亜自動車から夜間歩行者検知システムの開発メーカーに選定された。これは、赤外線カメラが検知した車両前方の状況をディスプレイに表示するほか、必要に応じてドライバーに警報を発するもの。同システムは起亜の高級車に搭載される予定。 (2009年10月7日付プレスリリースより)
-2009年9月に発売された現代自動車 「Equus Limousine」にLEDヘッドランプを納入している。
奇瑞汽車 (Chery Automobile)
-2010年7月、中国の奇瑞汽車 (Chery Automobile) からランプ製品を受注した。対象となるのはヘッドランプ、オートレベリングシステム、リアコンビネーションランプ、センターハイマ ウントストップランプ(CHMSL)、フロント&リアフォグランプ。生産は2011年から山東省の三立 (煙台) 車灯有限公司[SL Yantai Auto Lighting Co., Ltd.]で行う。 (2010年7月7日付プレスリリースより)
-2009年10月、GMにヘッドランプを供給する契約を締結した。対象モデルは「Cadillac BT3」で、米国ミシガン州のLansing Grand River工場に納入する。契約期間は2009年10月から2017年7月まで。今回の受注により、年間33百万米ドルの売上増に貢献する見込み。 (2009年10月17日付プレスリリースより)
会社設立
-2012年8月、ポーランドに子会社SL Polandを設立すると発表。資本金は2,959百万ウォンで同社の全額出資による。新会社はOpel向けにペダルやレバーを供給する計画。 (2012年8月30日付プレスリリースより)-2009年3月、オーストリアに「Samlip GmbH」を設立。現代自動車のチェコ工場と起亜自動車のスロバキア工場に部品を供給する計画。資本金は195百万ウォンで、同社の全額出資による。 (2009年3月10日付プレスリリースより)
-2006年9月、スロバキアに進出した起亜自動車に部品を供給するため、自動車用ランプの生産子会社「SL-Hella Slovakia s.r.o (SHSK)」を設立。資本金は1,200百万ウォンで、同社が51%出資。残り49%はHellaが出資する。 (2006年9月11日付プレスリリースより)
吸収合併
-2010年4月1日付で、完全子会社の (株) SL誠山[SL Sungsan Corporation]を吸収合併。SL誠山は国内の大邱 (Daegu) 市に本拠を置く、自動車用ランプメーカー。 (2010年1月25日付プレスリリースより)-子会社の「(株) SL Tech」を2007年10月1日付で吸収合併。SL Techは慶尚南道の慶山 (Gyeongsan) 市に本社を置き、ランプ用金型の製造・販売を主な事業としていた。(2007年10月1日付プレスリリースより)
受賞
-米国GMより2012年の「Supplier of the year」を受賞した。今回で17年連続の受賞となる。 (2013年3月15日付プレスリリースより)開発動向
研究開発体制
-1986年2月、韓国に研究開発センターを設立。約400名の研究員が在籍。-米国ミシガン州デトロイト、中国上海にデザインエンジニアリングセンターを保有。
-Hella (ドイツ)、スタンレー電気 (日本)、Delphi (米国) 等との提携により技術導入。
研究開発費 (単独) |
(単位: 百万ウォン) |
2013年12月期 | 2012年12月期 | 2011年12月期 | |
金額 | 23,393 | 19,878 | 14,315 |
対売上高比率 | 4.1% | 3.4% | 3.3% |
研究開発活動
-新たにヘッドアップディスプレイ (HUD)、アラウンドビューモニタリング (AVM) システム、リアビューモニタリング (RVM) システムを開発し、量産準備に入った。新型HUDは、480x240ピクセルのフルカラー液晶ディスプレイを用いることで文字や標識の識別能力を向上させるとともに、投影される映像を6インチ超の大きさに拡大し、幅広い情報を提供することが可能になった。また、同社のAVMシステムは、アナログ・デジタルどちらのビデオ出力にも対応し、ドライバーの利便性によって2Dモードと3Dモードを選択できる。さらにRVMシステムは、1つのリアビューカメラで後方と上方の2方向からの視点を同時に表示することが可能になる。 (2012年9月18日付プレスリリースより)近年の研究開発実績
品目 | 開発期間 |
2013年12月期 | |
2 LEDヘッドランプ | 2012年07月~ 2013年06月 |
デジタルマップ連動スマートランプ | 2012年06月~ 2013年10月 |
LEDマルチモジュールアレイ採用ヘッドランプ | 2013年04月~ 2013年10月 |
LEDランプ放熱技術 | 2012年04月~ 2013年12月 |
レーザーヘッドランプ光学モジュール | 2012年10月~ 2013年09月 |
LEDランプ用LDM性能改善 | 2012年04月~ 2013年12月 |
新コンセプト採用ターンシグナルミラー | 2013年01月~ 2013年10月 |
2012年12月期 | |
LEDダイナミックハイビーム | 2010年11月~ 2012年10月 |
マルチプロジェクションヘッドランプ | 2012年03月~ 2012年11月 |
ILR (インテリジェントライトレンジ) ヘッドランプ | 2011年02月~ 2012年06月 |
車線逸脱警報システム | 2010年05月~ 2012年10月 |
車線逸脱警報システム&スマートナイトビュー | 2010年06月~ 2012年09月 |
LEDスポットライトシステム | 2011年03月~ 2012年10月 |
2011年12月期 | |
ダイナミックハイビーム | 2010年03月~ 2011年10月 |
スマートEシフト | 2010年11月~ 2011年12月 |
マルチチャンネルスマートビュー | 2011年03月~ 2011年12月 |
技術導入契約
会社名 (国名) |
契約内容 | 契約期間 |
Stant Manufacturing Inc. (米国) |
燃料タンクキャップの製造に関する技術導入 | 1992年02月~ 20年間 |
スタンレー電気 (株) (日本) |
自動車用ランプの製造に関する技術導入 | 2009年04月~ 5年間 |