Inzi Controls Co., Ltd. [インジコントロールズ(株)] 2013年12月期までの動向
ハイライト
近年のハイライト
-2009年12月、Toledo Molding and Die, Inc. (米国) のアラバマ工場を買収し、「Inzi Controls Alabama. Inc.」を設立。自動車用射出成形部品の生産を行う。 (2009年12月18日付プレスリリースより)
<インド>
-2006年4月、自動車部品メーカー「Penta Daewha Auto Parts Ltd.」の株式51.0%を468百万ウォンで取得し、子会社化した。同社はフィルター、フューエルポンプ、プラスチック部品の製造を行っており、これまで現代・起亜自、三菱自、GM、Ford等への納入実績を持つ。同年9月、社名が「Inzi Controls India Ltd.」に変更された。
業績 (連結) |
(単位:百万ウォン) |
2013年 12月期 |
2012年 12月期 |
増減率 (%) | 備考 | |
売上高 | 546,644 | 560,167 | (2.4) | - |
営業利益 | 9,599 | 19,068 | (49.7) | - |
当期純利益 | (2,521) | 31,102 | - | - |
子会社
-2013年11月、韓国の完全子会社であるKohmeca Co., Ltd.を吸収合併する計画と発表した。同子会社は京畿道の始興 (Siheung) 市に本拠を置き、自動車用センサー、プラスチック部品等の製造・販売を行っている。合併手続きは2014年2月に完了の見込み。(2013年11月25日付プレスリリースより)海外動向
<米国>-2009年12月、Toledo Molding and Die, Inc. (米国) のアラバマ工場を買収し、「Inzi Controls Alabama. Inc.」を設立。自動車用射出成形部品の生産を行う。 (2009年12月18日付プレスリリースより)
<インド>
-2006年4月、自動車部品メーカー「Penta Daewha Auto Parts Ltd.」の株式51.0%を468百万ウォンで取得し、子会社化した。同社はフィルター、フューエルポンプ、プラスチック部品の製造を行っており、これまで現代・起亜自、三菱自、GM、Ford等への納入実績を持つ。同年9月、社名が「Inzi Controls India Ltd.」に変更された。
新規事業
-2013年5月、韓国の知識経済部より「ワールドクラス300プロジェクト」の育成企業に選定された。このプロジェクトは、2020年までに世界的企業へと成長する可能性を持つ企業に対して、集中的投資を行うもの。技術開発や人材・市場確保、資金やコンサルティングにおいて、KOTRA、輸出入銀行、技術保証基金、中小企業振興公団、特許庁を含む12の機関が今後5年間に渡って支援を行う。(2013年8月14日付プレスリリースより)開発動向
研究開発費 (単独) |
(単位:百万ウォン) |
2013年12月期 | 2012年12月期 | 2011年12月期 | |
金額 | 15,082 | 12,751 | 10,664 |
対売上高比率 | 4.1% | 3.4% | 3.0% |
近年の研究開発活動
-2013年8月、現代ダイモスおよび現代自動車の南陽研究所と共同で、自動車シート用空気圧調節バルブの製造技術を開発したと発表。圧電セラミック素子を使用したアクチュエーターを採用することで、シートの各部位を調節する際の快適性を向上させた。今回韓国で初めて開発された本技術は、2013年11月に生産開始される現代自動車の高級車に採用される見込み。(2013年8月29日付プレスリリースより)-韓国の知識経済部 (Ministry of Knowledge Economy) は、複数の成長分野に今後1-2年で総額1,550億ウォンを投資すると発表。このうちLED分野では、現代モービスが三星LEDらと共同でLEDヘッドランプを開発する。グリーンカー分野においては、大星電機工業、現代モービス、韓国端子工業、大円鋼業らが中核部品の実用化を目指す。また、再生エネルギー応用システムの開発には、同社や漢拏空調、世鐘工業、現代自動車の南陽研究所などが参加。更に半導体分野では、現代自動車、現代オートネット、三星電子らが次世代自動車向けの半導体開発に取り組む。それぞれ、2010年の上半期中に開発を完了させる計画。 (2009年7月8日付プレスリリースより)
研究課題 | 研究期間 | 主管 |
EURO-V対応ディーゼルエンジン用燃料噴射吸気システムの開発 | 2007年11月~ 2009年10月 |
京畿テクノパーク (Gyeonggi Technopark) |
ラジエーターホース腐食の改善 | 2007年06月~ 2009年05月 |
知識経済部 (Ministry of Knowledge Economy) |
EURO-V対応低燃費モジュール化 ガソリン用オイル分離回収装置の開発 | 2006年11月~ 2011年05月 |
自動車部品研究院 (Korea Automotive Technology Institute) |
エンジン冷却水制御用電子式TMS制御モジュールの試験評価技術 | 2006年06月~ 2008年05月 |
韓国・知識経済部 (Ministry of Knowledge Economy) |
燃料電池向け熱および水分管理システムの開発 | 2005年01月~ 2008年07月 |
韓国・知識経済部 (Ministry of Knowledge Economy) |
ATC エンジン冷却水制御システムの開発 | 2004年07月~ 2008年10月 |
同社 |
TMSを使用した燃費向上 | 2007年05月~ 2008年04月 |
現代自動車 |
燃料電池車向け電子式サーモスタットの開発 | 2005年01月~ 2008年01月 |
現代自動車 |
排気熱回収システム用制御バルブの開発 | 2009年07月~ 2010年06月 |
漢拏空調 (Halla Climate Control Co., Ltd.) |
準中型EVプラットフォームおよびヒートポンプ式冷暖房システムの開発 | 2011年07月~ 2014年06月 |
現代自動車 |
超高効率ディーゼルエンジン用知能型冷却システムの開発 | 2009年06月~ 2012年05月 |
Myunghwa Ind. Co., Ltd. |
廉価型高出力・高分子電解質型燃料電池システムの実用化技術の開発 | 2011年10月~ 2013年09月 |
Myunghwa Ind. Co., Ltd. |
自動車用知能型シート空調システムの開発 | 2011年10月~ 2013年09月 |
同社 |
Polyketone EP 複合素材の開発 | 2012年04月~ 2013年03月 |
暁星 (Hyosung) |
自動車用知能型シート空調システムの開発 | 2013年10月~ 2014年02月 |
大田テクノパーク (Daejeon Techno Park) 忠南テクノパーク (Chungnam Techno Park) |