東京ラヂエーター製造 (株) 2014年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位：百万円) |
| 2014年 3月期 |
2013年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
| 全社 | ||||
| 売上高 | 28,028 | 25,450 | 10.1 | 1) |
| 営業利益 | 1,631 | 1,785 | (8.6) | 2) |
| 経常利益 | 1,905 | 2,052 | (7.2) | |
| 当期純利益 | 1,181 | 1,232 | (4.1) | |
要因
1) 売上高
-主要市場であるトラック業界で中国の景気減速やタイの情勢不安等による販売低迷があったものの、国内の景気の後押しや消費税増税の駆け込み需要もあり、売上高は前年に比べ増加。
2) 利益
-経費の抑制および原価低減活動を行ったものの、燃料・原材料価格の高騰によるコスト増やタイでの優遇税制終了に伴うASEAN地域の景気減速の影響により利益は軒並み減少。
2015年3月期の見通し |
(単位：百万円) |
| 2015年3月期 (予測) |
2014年3月期 (実績) |
増減 (%) |
|
| 全社 | |||
| 売上高 | 28,000 | 28,028 | (0.1) |
| 営業利益 | 1,750 | 1,631 | 7.3 |
| 経常利益 | 1,750 | 1,905 | (8.1) |
| 当期純利益 | 1,000 | 1,181 | (15.3) |
>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)
開発動向
研究開発費 |
(単位：百万円) |
| 2014年3月期 | 2013年3月期 | 2012年3月期 | |
| 全社 | 121 | 115 | 138 |
-2014年3月期の研究開発は主に熱交換器関係で、金額は121百万円 (日本セグメント)。
研究開発活動
-世界の法規規制、市場動向および顧客ニーズに適合した製品開発を行い、環境にやさしく、より豊かな社会の発展に貢献する研究開発活動を実施。-ディーゼルエンジン排気ガス規制および燃費低減に対応したEGRクーラー、インタークーラーおよびSCRタンク (尿素タンク) の高性能化・信頼性の向上・コスト削減を実現。
-HEVやガソリンエンジンの燃費向上に対応するためのEGRクーラーの小型・高性能化を実現。
-環境規制の更なる強化と燃費低減を両立させる技術開発として、基盤技術としての伝熱解析、構造解析、流体解析等に加え、熱マネージメントによるシステム開発に取り組み、システムでの最適化提案を可能とするシミュレーション技術と実験評価設備の充実を図る。
技術供与契約 |
(2014年3月31日現在) |
| 会社名 | 契約内容 | 契約期間 |
| Thai Radiator Mfg. Co., Ltd. (タイ) |
ラジエーター、燃料タンクの製造技術 | 1982年5月1日 - 2015年4月30日まで |
| PT. Selamat Sempurna (インドネシア) |
ラジエーター、燃料タンクの製造技術 | 1979年4月11日 - 2015年4月10日まで |
設備投資
設備投資額 |
(単位：百万円) |
| 2014年3月期 | 2013年3月期 | 2012年3月期 | |
| 日本 | 687 | 582 | 689 |
| 中国 | 617 | 518 | 82 |
| アジア | 222 | 276 | - |
| 全社 | 1,526 | 1,377 | 771 |
設備の新設計画 |
(2014年3月31日現在) |
| 会社名 事業所名 |
所在地 | 設備の 内容 |
投資額 (百万円) |
着工 | 完了 予定 |
完成後の 増加能力 |
| 同社 | 神奈川県 藤沢市 |
熱交換器等製造設備、プレス金型新設・更新 | 622 | 2014年4月 | 2015年3月 | - |
| 重慶東京散熱器有限公司 [Chongqing Tokyo Radiator Co., Ltd] |
中国 重慶市 |
熱交換器等製造設備、プレス金型新設・更新 | 240 | 2014年1月 | 2014年12月 | - |
| 無錫塔尓基熱交換器科技有限公司 [Wuxi TRS Heat Exchanger Co., Ltd.] |
中国 無錫市 |
熱交換器等製造設備、プレス金型新設・更新 | 1,154 | 2014年1月 | 2014年12月 | - |
