東プレ (株) 2010年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万円) |
2010年 3月期 |
2009年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 71,398 | 81,286 | (12.2) | - |
営業利益 | 4,629 | 5,601 | (17.4) | - |
経常利益 | 4,874 | 6,259 | (22.1) | - |
当期純利益 | 2,151 | 2,829 | (24.0) | - |
プレス関連製品 | ||||
売上高 (外部顧客) |
39,071 | 45,932 | (14.9) | -当期前半の自動車メーカーの減産および在庫調整の影響により大きく減産。 -後半は、減税などの効果により国内の自動車生産台数は徐々に持ち直し比較的堅調に推移。 -通期では減収。 |
営業利益 | 3,232 | 4,608 | (29.9) | - |
子会社設立
<中国>-中国の広東省に自動車用プレス部品の製造子会社を設立すると発表。2010年1月に会社を設立し、翌年6月から操業開始の計画。資本金は20億円で、同社の全額出資による。資本金を含めた総投資額は約60億円。この子会社は2012年3月期に15億円、2014年3月期には50-60億円の売上を見込んでいる。(2009年10月22日プレスリリースより)
-中国の広東省に、同社100%出資による自動車用プレス部品の製造子会社「東普雷(佛山)汽車部件有限公司」を設立した。資本金を含めた総投資額は約60億円。2011年6月から操業開始の予定。 (2010年1月12日プレスリリースより)
>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)
開発動向
研究開発費用 |
(単位:百万円) |
2010年3月期 | 2009年3月期 | 2008年3月期 | |
全社 | 909 | 1,038 | 987 |
研究開発体制
開発本部:コア技術を応用した新製品の開発・新規事業化。各事業部:新機能を追求した新製品、新技術の開発活動。
研究開発の成果
プレス関連製品事業
-自動車向けプレス部品では、新燃費規制に向けたボディ軽量化ニーズに対応するために技術開発を進めてきたダイクエンチ工法(熱間プレス成形)の開発を完了して量産を開始。
-冷間プレス加工製品では、現在世界最高レベルの980Mpaハイテンボディ製品を更に高強度化するために、1,180MPaハイテンボディ製品の実用化を図る技術開発に着手。
技術供与契約
(2010年3月31日現在)
相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約内容 | 契約期間 |
広州東昇機械有限公司 [Sunrise Machinery Co., Ltd.] |
中国 | 自動車用プレス製品・金型 | 技術情報の提供及びノウハウの実施承諾 | 2007年8月31日から 2012年8月30日まで (以降1年毎に自動延長) |
広州東昇機械有限公司 [Sunrise Machinery Co., Ltd.] |
中国 | 自動車用プレス製品・金型 | 技術情報の提供及びノウハウの実施承諾 | 2009年4月30日から 2013年4月29日まで (以降1年毎に自動延長) |
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万円) |
2010年3月期 | 2009年3月期 | 2008年3月期 | |
全社 | 10,983 | 6,854 | 6,661 |
プレス関連製品事業
-設備投資 10,133百万円を実施。
-内、自動車用プレス部品金型を中心に3,616百万円。
-内、子会社の東プレ九州、東プレ埼玉およびTopre America Corporationの自動車用プレス部品の生産設備を中心に 6,516百万円。
設備の新設(プレス関連製品事業)
事業所名 | 設備の内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手 | 完了 予定 |
完成後の 増加能力 |
相模原事業所 (神奈川県相模原市) |
自動車プレス部品用金型新設 | 2,435 | 2010年 3月 |
2011年 3月 |
同程度 |
広島事業所 (広島県東広島市) |
|||||
東プレ九州(株) (福岡県久留米市) |
自動車プレス部品用金型新設 | 1,766 | 2010年 3月 |
2011年 12月 |
同程度 |