株式会社イチタン 2009年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2009年 3月期 |
2008年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 9,856 | 11,361 | (13.2) | - |
営業利益 | (347) | 345 | - | -3800tプレス機の設備投資に伴う減価償却費の増加、原材料の値上等により減少。 |
経常利益 | (472) | 264 | - | - |
当期純利益 | (534) | 149 | - | - |
自動車部品 | ||||
売上高 | 9,326 | 10,731 | (13.1) | - |
開発動向
研究開発費 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
金額 | 45 | 38 | 22 |
-技術部門開発部門は20名。
研究開発活動
-新製品の開発、新技術・新工法の開発により原価低減及び品質向上に注力。
-精密鍛造品製造技術の開発、歯形製品のネットシェイプ化技術開発、3次元CAD及びCAEの活用による新工法の開発及び製造工程の改善。
-環境対策としての自動車の低燃費化に伴う自動車の新システム化への移行に対応すべく取り組みをし、その結果新たな客先の開拓も実現。
2008年度の活動は以下のとおり
1. 熱冷間複合鍛造による歯形部ネットシェイプ化された自動車用トランスミッション部品の開発
2. 各種精密歯形品のネットシェイプ化への製造技術の開発
3. 長軸押し出し鍛造品の高速鍛造技術の開発
4. 冷間鍛造の進化によるニヤネットシェイプ鍛造品製造技術の開発
設備投資
設備投資額 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
金額 | 1,113 | 933 | 555 |
-3800T自動プレス附帯設備の設置工事、3800T用ダイホルダーの製作、ハンガーショットブラストの導入工事を実施。
-(株)九州イチタンでは、ビレットシャーやハンマーの改修、その他生産設備の老朽化による更新等を実施。
設備の新設等
会社名 | 事業所名 | 設備の 内容 |
投資予定額 (総額) (千円) |
着手 年月 |
完了 年月 |
完成後の 増加能力 |
イチタン | 本社・工場 (群馬県太田市) |
鍛造設備 | 101,000 | 2009年 6月 |
2010年 3月 |
生産性向上 |
九州イチタン | 本社・工場 (大分県宇佐市) |
鍛造設備 | 90,500 | 2009年 8月 |
2010年 2月 |
生産性向上 |
第一鍛造大連有限公司 | 本社・工場 (中国大連市) |
鍛造設備 | 61,321 | 2009年 10月 |
2009年 11月 |
生産性向上 |