自動車部品工業 (株) 2010年3月期の動向
ハイライト
業績 |
（単位：百万円） |
| 2010年 3月期 |
2009年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
| 全社 | ||||
| 売上高 | 35,439 | 50,790 | (30.2) | -世界的な経済不況を背景とした需要低迷の影響。 |
| 営業利益 | 456 | 1,218 | (62.6) | - |
| 経常利益 | 715 | 1,408 | (49.2) | - |
| 当期純利益 | (621) | 456 | - | - |
| エンジン部品事業 | ||||
| 売上高 | 17,099 | 25,422 | (32.7) | - |
| 営業利益 | 6 | 479 | (98.7) | - |
| 自動車用部品事業 | ||||
| 売上高 | 18,157 | 25,253 | (28.1) | -トラック市場では、中国を中心とした新興国で需要の回復傾向が見られたが、米・欧州などの先進諸国の低迷や、日本での物流量の減少、企業収益悪化の影響により減少。 |
| 営業利益 | 380 | 638 | (40.4) | - |
開発動向
研究開発費 |
（単位：百万円） |
| 2010年3月期 | 2009年3月期 | 2008年3月期 | |
| 全社 | 118 | 256 | 416 |
| エンジン部品事業 | 0 | 0 | 41 |
| 自動車用部品事業 | 118 | 256 | 374 |
研究開発体制
-開発部門を中心に株式会社ジェイ・ビー・ケー・サービスと連携してパワートレーン各種装置の自動車用関連部品の研究・開発に取り組む。-先行開発製品の一部についてはいすゞとの共同開発。
研究開発活動
自動車用部品事業-主に中型、小型トラック用の各種プロペラシャフト、架装用途に合わせたパワー取り出し方式の各種パワーテークオフ、自動車用エンジン部品のロッカーアーム及びフライホイール等を開発。
-これまでに商取引のない自動車製造メーカー向けの小型プロペラシャフト、ドライブプレートの開発や、低燃費化を狙ったエンジン部品の開発等を実施。
技術導入
（2010年3月31日現在）
| 相手先 | 契約技術 | 契約内容 | 契約期間 |
| Eaton Corporation （米国） |
ノースピン・ディファレンシャルの製造技術 | 1.設計、製作工程に関するノウハウ、図面及び技術資料等の提供 2.商標権の使用許諾 |
2009年4月16日 - 2011年4月15日 |
設備投資
設備投資額 |
（単位：百万円） |
| 2010年3月期 | 2009年3月期 | 2008年3月期 | |
| 全社 | 1,286 | 4,056 | 2,738 |
| エンジン部品事業 | 110 | 619 | 1,147 |
| 自動車用部品事業 | 1,176 | 3,435 | 1,590 |
エンジン部品事業
-主に産業用エンジン生産設備の能力増強を目的とした投資を実施。
自動車用部品事業
-主にプロペラシャフト、フライホイール、ロッカーアーム生産設備の能力増強及び老朽代替を目的とした投資。
設備の新設（自動車用部品事業）
（2010年3月31日現在）
| 会社名/事業所名 | 所在地 | 設備の内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手 年月 |
完了予定 年月 |
| 本社・海老名工場 | 神奈川県 海老名市 |
エンジン部品 加工設備他 |
235 | 2011年 4月 |
2011年 3月 |
| 伝動装置部品 加工設備他 |
215 | 2011年 4月 |
2011年 3月 |
||
| 真岡工場 | 栃木県 真岡市 |
機関関係部品 加工設備他 |
150 | 2011年 4月 |
2011年 3月 |
| P.T. Jibuhin Indonesia | インドネシア カラワン |
機関関係部品 加工設備他 |
400 | 2010年 1月 |
2010年 12月 |
| Jibuhin Thailand Co., Ltd. | タイ チョンブリ |
伝動装置部品 加工設備他 |
50 | 2010年 1月 |
2010年 12月 |
