プレス工業 (株) 2010年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2010年
3月期
2009年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 104,712 157,487 (33.5) -
営業利益 (1,359) 2,753 - -
経常利益 (1,028) 2,190 - -
当期純利益 (2,939) (1,945) - -
自動車部分品部門
売上高 76,187 110,027 (30.8) -国内の普通トラック需要の低迷や輸出の落ち込みの影響。

事業再編

-100%子会社Press & Plat N.V.(ベルギー、トンゲレン市)を清算すると発表した。この子会社は主に、トラック用部品の製造・販売を行っている。欧州トラック需要減少の低迷により、業績が悪化した影響を受けたもの。2010年7月に清算を完了する予定。(2010年2月9日付プレスリリースより)

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

2011年3月期の見通し

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 増減
売上高 128,300 104,712 23,588
-大型商用車用部品 43,982 35,858 8,124
-小型車用部品 42,942 38,401 4,541
営業利益 5,000 (1,359) 6,359
経常利益 4,550 (1,028) 5,578
当期純利益 2,750 (2,939) 5,689

事業計画

中期経営計画 (2009年3月期 - 2011年3月期)
2011年3月期の目標
連結売上:2,400億円
連結営業利益:150億円

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 198 299 187

研究開発活動

自動車部分品部門
-環境負荷低減をテーマに、軽量化を達成するためのハイテン材成形技術の構築低温焼付け塗料が開発され、ラインへの導入を推進。
-エネルギーロスの大きい部品の工法転換等について検討を進めている。
-部品の共通化では、既存の製品構造にとらわれることなく、共通部品と他部品を組み合わせることで多岐にわたる製品仕様に対応し、コスト削減を目指すための要素技術開発に取り組んでいる。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 7,420 5,632 6,708

-コア商品(フレーム、アクスル、サスペンション、建設機械用キャブ)の新規受注のための生産設備に重点を置き、合わせて省力化、合理化及び製品の信頼性向上のための投資を実施。

事業部門 金額(百万円)
自動車部分品 7,404
自動車組立
建設機械用部分品
自動車用プレス金型及び組立機器 1
その他 14
合計 7,420

主な設備の新設(自動車部品部門)

(2010年3月31日現在)

会社名
事業所名
設備の内容 投資予定総額
(百万円)
着手
年月
完了予定
年月
藤沢工場
(神奈川県藤沢市)
パネル生産設備 260 2007年
7月
2010年
12月
Thai Summit PKK Co., Ltd.
(タイチョンブリ県)
アクスル生産設備 361
(百万タイバーツ)
2010年
3月
2011年
9月
フレーム生産設備 222
(百万タイバーツ)
2010年
2月
2011年
6月
Thai Summit PK Corporation
(タイラヨン県)
アクスル生産設備 222
(百万タイバーツ)
2008年
10月
2011年
7月